9月15日、2024年成都オープンローイング選手権の開会式が成都市新津区で行われた。新津区南河の上流で雨が降り続き、川の水位が上がったため、選手たちの安全面を考慮し、試合は16日午前に四川省ウォータースポーツ管理センターで行われることに臨時変更された。 

2024年成都オープンローイング選手権の競技会場 

16日午前、四川省ウォータースポーツ管理センターのコースの岸に沿って早くから応援に来た市民や観光客がいっぱいだった。観客たちは試合に大きな情熱を注ぎ、試合中に「ファイト」「がんばれ」といった応援の声が相次いでいた。大学部門の予選では、北京大学、インペリアル・カレッジ・ロンドン、ケンブリッジ大学、同済大学、成都体育学院、オックスフォード大学が1組、オタゴ大学、電子科技大学、シドニー大学、中山大学、清華大学、ハーバード大学・イェール大学連合チームがもう1組を結成した。 

2組の試合終了後に、成都の電子科技大学は予選1位を占め、シドニー大学、オタゴ大学、成都体育学院、インペリアル・カレッジ・ロンドン、ケンブリッジ大学と決勝A組に進出して優勝を争うことになった。その後まもなく行われた決勝戦では、成都体育学院が優勝、電子科技大学が準優勝、ニュージーランドのオタゴ大学が第3位を獲得した。 

2024年成都オープンローイング選手権の競技会場 

ほかの試合の結果は、オープン部門男子4人スカルの優勝者は四川ケルメボート競技チーム、オープン部門女子4人スカルの優勝者は成都芸術職業大学チーム、プロ部門男子4人スカルの優勝者は成都チーム、プロ部門女子4人スカルの優勝者は雅安チーム、青少年部門女子4人スカルの優勝者は遂寧市水上運動学校、青少年部門男子4人スカルの優勝者は眉山市業余体校1チームだった。 

授賞式が終わった後、第3位を獲得したオタゴ大学の漕ぎ手であるFred Vavasourさんは、「この結果に満足しており、成都市の新津区で試合が開催できることを大変うれしく思います。素晴らしい都市で、ここで本当に気分がいいです。南河で試合できなかったのは少し残念ですけど」と語った。 

2024年成都オープンローイング選手権の受賞者たち

2024年成都オープンローイング選手権は、単なるスポーツイベントではなかった。新津区は、「大会に合わせて旅する」シリーズイベントを積極的に展開している。今回の大会では、文化、スポーツ、観光リソースを統合し、南河の両岸でイベントを中心としたざまざまな消費シーンを作り出し、イベントを通じて企業をサポートし、企業の発展を促進させていた。 

中秋節と国慶節の期間を通して、2024年成都オープンローイング選手権のほか、2024年全国BMXフリースタイル選手権大会および全国青年BMXフリースタイル選手権大会、2024年成都都市オリエンテーリング（新津大会）、2024年第4回中国都市アウトドア総合競技大会、2024年第4回中国都市探索チャレンジ大会、2024年全国青少年ロードレースリーグ戦（新津大会）など多くのハイレベルな大会も新津で次々と開催される予定で、「大会に合わせて新津を旅する」という内包は絶えず豊富になっている。 

2025年ワールドゲームズ成都大会が近づくにつれ、成都ではスポーツの人気が高まっている。2024年成都オープンローイング選手権など多くの大会を主催している新津も、生き生きとした実践で世界大会名城の建設に貢献している。 

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