2025年都江堰放水節が開催
4月4日、2025年都江堰放水節が開催された。同イベントは、国際文化交流メカニズムを特別に設置し、タイ、イスラエル、ブラジルなど39カ国の大使や外国人観光客が参加した。
今回の放水節は、「天府好水潤天府(天府の水で天府を潤す)」をテーマとし、「放水大典」「『大灌漑区』文化観光発展連盟の消費展示・販売促進活動」「『大灌漑区』文化観光発展連盟の文化観光展示・プロモーション活動」という三つの催しを通じて、千年前に建設された都江堰の技術と文化観光の融合を展示した。
同イベントには「合力建堰·篳路藍縷」「一脈千古・水潤天府」「秦水東去・万世造福」という3つのテーマに分け、現代的なパフォーマンスと古代の儀式を組み合わせることで、囲い堰の建設、川の遮断、祭祀、放水などの歴史的なシーンを完全に再現した。
「私は今回初めて都江堰に来ました。この放水節に参加できて光栄に思います。ここに来て、古人の知恵を感じ、深く川床を掘り、低く堰を築く原理を理解し、古代中国で揚子江の治水を行った李氷の知恵に心から感心します」と広西チワン族自治区からの観光客黄莎莎さんは述べた。
新時代における成都市の対外開放の窓口として、都江堰市は2025年の中タイ国交樹立50周年と「瀾滄江—メコン川協力」10周年を契機に、都江堰放水節とタイの水かけ祭り「ソンクラーン」を革新的に融合させた。今年、初めて都江堰放水節とタイのソンクラーンが一緒に開催され、恒久的なダブルフェスティバルプロモーションとなる。
タイからの観光客ルフェンは都江堰放水節で「水頭打ち」を見た時、非常に興奮し、「私の故郷でもソンクラーンがありますが、都江堰では水利事業と民俗伝承を融合するやり方は、人間と自然との対話を実現しました。とても素晴らしいです」と述べた。
また、4月2日から4日まで、アフリカとアラブ諸国23カ国のメディア記者24人が都江堰市を訪問し、都江堰市の経済・社会発展の実践を全面的かつ多角的に報道した。4月3日から4日まで、四川省成都市と重慶市に駐在するイスラエル、オーストリア、トルコ、ブラジルなど16カ国の総領事と領事関係要員29人が都江堰市を訪問し、都江堰市の良質な資源を深く調査し、世界トップクラスの観光地の魅力を体験した。これは、近年都江堰を訪れた外国領事団の中で最も規模が大きかった外国領事団である。
放水節期間中、「大灌漑区」文化観光発展連盟の消費展示・販売促進活動が都江堰玉塁山広場で同時に開催された。成都市、楽山市、徳陽市など8市とタイ、康定市など国内外の文化代表地から無形文化財や特産品を集め、灌漑地域の高品質農産物を集中的に展示した。
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