中国の海外医療支援チームが昨年取り上げた新生児は6万人以上

2025-04-15 16:56:00

第76回「世界保健デー」に合わせて、2025年の世界保健デーのテーマに基づくキャンペーンイベントが4月7日に北京で開かれた。2024年に中国の海外医療支援チームが取り上げた新生児の数は6万3800人に達した。中国新聞社が伝えた。

 

中国は、母子保健機関を中核とし、地域の医療衛生機関を基盤とし、大・中規模の病院及び教育・研究機関を支えとする母子保健サービス体制を構築。全国ではすでに、重症妊産婦救命センターが3491ヶ所、重症新生児救命センターが3221ヶ所整備されている。母子保健機関は3081ヶ所あり、産婦人科医師の数は37万3000人に達している。

2024年の全国の妊産婦死亡率は10万人あたり14.3人に、乳児死亡率は1000人あたり4.0人にまで下がり、5歳未満児の死亡率は1000人あたり5.6人と、過去最良の水準に達している。

また、中国は国際医療支援を積極的に展開し、世界各国と連携して母子の健康促進に取り組んでいる。現在、中国の海外医療支援チームには117人の産婦人科・小児科医師が所属しており、派遣先国において妊産婦と乳幼児に対する日常的な医療サービスの提供、現地医療スタッフの育成・指導、住民向けの健康教育活動などを行っている。(編集NA)

「人民網日本語版」2025年4月14日

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