陝北-湖北特別高圧直流送電プロジェクトの累計送電量が1000億キロワット時を突破

2025-12-12 14:18:00

郭清揚 柴迎 

 

11月15日までに、中国の西部地域の電力を東部地域へ送る国家プロジェクト「西電東送」の基幹ルートである ±800 キロボルト陝北-湖北特別高圧直流送電プロジェクト(以下、陝武直流プロジェクト)の累計送電量が1000 億キロワット時を突破した。 

陝武直流プロジェクトは陝北変換所を起点とし、陝西、山西、河南、湖北の4省を経由し、全長1127 キロに及ぶ。同プロジェクトは陝西省北部の豊富な石炭火力発電、風力発電、太陽光発電の資源を環境に優しいグリーン電力として華中に送電し、同地の電力需要を効果的に支えるとともに、地域のエネルギー構造の最適化を後押しし、陝西省北部の資源優位性を経済優位性に転換させている。 

同プロジェクトでは、次世代特別高圧送電技術が初めて用いられ、高電圧・大電流運用時の安定性の問題を解決した。また、国内で初めて自主研究開発による「大有効面積光ファイバー」を導入し、467 キロにわたる無中継長距離伝送という重大なブレークスルーを実現したほか、国産のコア設備を全面的に採用し、基幹技術の自主的な難関突破を成し遂げた。 

この大規模な電力網の安定運用には、技術革新ときめ細やかな運用・メンテナンスが欠かせない。国家電網陝西省電力公司は「立体巡回点検+集中モニタリング」のモデルを構築し、デジタル交直変換所システムを導入して設備の遠隔モニタリングと故障のスマート診断を実現した。また、5G、IoT(モノのインターネット)、デジタルツインなどの技術を深く統合することで、設備に「事前感知・事前予測」の能力を備えさせている。特に、デジタルツインシステムは運用の動向をシミュレーションし、リスクを事前に判断することができ、点検効率を大幅に向上させている。 

現在、エネルギー計画が踏み込んで推進されている。「第15次五カ年計画」(2026〜2030年)期間中、陝西省はクリーンエネルギーの外地への送電規模をさらに拡大し、中部地域の質の高い発展と全国のエネルギー構造の最適化のために、よりしっかりとしたグリーン電力の保障を提供していく。 

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