陝西省の冬季電力対策完了
鄭景琪 曹宇 任楠=文

今冬から翌春までの電力供給問題に対応するため、国家電網(ステートグリッド)陝西省電力会社は事前に配置を整え、的確な施策を講じることで電力網の安全で安定した運行と電力の確実な供給を確保している。
同社は気象や経済など多角的なデータを統合し、冬季の負荷を精確に予測した。その結果、今冬から翌春までの陝西省の電力網の最大負荷は前年比7.7%増の4100万キロワットに達する見込みで、極端な状況下では4150万キロワットを超える可能性があるとした。同社は発電設備側の潜在力を徹底的に掘り起こし、火力発電ユニットの管理を強化し、水力発電所と揚水発電所の運転を最適化するとともに、新エネルギーの予測精度と消費吸収能力の向上を図っている。それにより、省内の通常発電設備の最大発電能力は4160万キロワットに達すると見込まれ、科学的な系統運用によって省全体の最大電力供給能力は4200万キロワットに達する。

同社は電力網の計画と構築を加速し、陝西省北部から中部にかけての750キロボルト第3ルートや陝西省南部の750キロボルト変電所などの重点プロジェクトを推し進め、送電能力を強化し、大規模プロジェクトや新規電源の接続需要を満たしている。保守面では冬季前に8768項目の設備点検を完了させ、冬季に入ってからはドローンやスマートロボットなどの技術を使って特殊巡回点検やオンライン監視を強化し、設備の安全を確保している。
同社は負荷管理計画を細かく制定し、新規暖房設備と「石炭から電気へ移行した」利用者の保障を強化し、実践訓練を行うことで秩序だった対応を確保。省内には242台の移動用発電車と27基の移動式変電所がいつでも出動できる態勢となり、迅速な接続と電力復旧の要請を厳格に遂げ、人々の温かな越冬を保障している。春節の帰省ラッシュによる負荷のピークについて、すでに2560台の配電エリアと線路の改修工事を完了させ、弱点を的確に強化している。

同社は暴風雪や凍雨などの災害に対して特別な計画を立てており、事前に資材の備蓄と設備の整備をすることで人員と車両の常時待機状態を確保。電力気象通報と送電線着氷リアルタイム監視を強め、多方面の連携による緊急対応メカニズムを構築し、協調対応と迅速復旧能力を向上させている。
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