陝西省:「ドローン+小型電動昇降装置」で電力網の防衛線を強化
9月15日、国家電網(ステート・グリッド)陝西超高圧公司の「00後(2000年代生まれ)」世代の若手社員2人が、1000kV(キロボルト)送電線「趙横Ⅰ線」において、キャリア初となる特別高圧活線作業を実施した。この作業では、分散型故障診断装置の増設と送電線の故障要因への対応を行った。
2人は750kV送電線での活線作業経験はあったが、1000kVの特別高圧送電線は電界強度が非常に高く、安全基準も極めて厳格であるため、作業前には関連規程を繰り返し確認し、模擬訓練も重ねて実施した。

今回の作業で採用されたのは、「ドローン+小型電動昇降装置」という方式だ。まずドローンが絶縁ロープを設置して高所作業用の通路を構築し、その後、2人の若手作業員が導電性作業服を着用して昇降装置に乗り込み、強電界下での作業を行った。
強電界による針で刺されるような刺激を受けながらも、2人は訓練通り冷静に作業を進め、全ての工程を無事完了した。入念な事前準備と厳格な作業手順の徹底が、安全確保につながった。
今回の作業は、陝西電力網における秋季点検の一端を示すものでもある。今年の夏季電力需給ピーク対応終了後、陝西省では76日間にわたる秋季点検を開始し、10kV以上の設備を対象に、8000件以上の点検・改修を予定している。
国家電網陝西超高圧公司は大規模かつ複雑な点検業務を担っており、作業リスクの源流管理を徹底し、点検計画の最適化、作業班の対応能力評価、作業規模の適切な制御を進めている。
また、現場ではリスク警報体制を徹底し、「スマート巡視システム」を活用して設備状態を監視し、気象リスクにも備えている。さらに、作業手順と安全対策の標準化を推進し、散発的な作業リスクも厳格に管理している。建設現場では、プロジェクトマネージャー制度や毎日のミーティング制度を導入し、常態的な監督・検査を実施するとともに、規則違反行為への厳正な取り締まりを行い、電力網の防衛線を強固なものとしている。
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