普通の人の朝暮はとても貴重なこと

2023-12-06 15:59:00

李雅萱  常熟理工大学  

 

人生をリセットできれば、今よりもいい生活ができるのではないだろうか。私は皆さんに1部の日本の映画作品を紹介したいと思って、《人生をリセット》と言う。

作品は三十三歳の麻美を中心に展開して、ずっと平凡な日々を過ごしていて、ある友人との集まりの後、突然交通事故に遭い、アリクイになりたくない麻美のために五回の人生をリセットするという物語だ。ほどに癒される映像作品、私はそこから人生の啓示を得る。このドラマは日本文化の色彩が濃く、ゆっくりとしたテンポ感で、この点は日本女性の緩慢で控えめな性格と合っていると思う。主人公の麻美の性格もこれを十分に体現している。

ここで、いちばん大切なこと、運命への所属感。これが私が得た最も重要なヒントだ。人生をリセットできれば、今よりもいい生活ができるのではないだろうか。これは私が二十歳になってから、ずっと自問してきたことだ。二十歳を過ぎてからは、時間が経つのが速く感じられる。準備ができていないような気が知る、何かを成し遂げていないような気が知る。逃した機会がたくさんあり、真剣に読まなかった本がたくさんあり、大切にしなかった人がたくさんいて、残念に思う瞬間が無数にあるからこそ、自分の平凡さを受け入れることができない、人生をリセットするチャンスが欲しい。私たちは、人生をリセットすれば、もっとよくなると思っている。映画の中のマミさんもそう思って、現状に満足していない、現実を受け入れたくないから、リセットするんだ。ドラマのように、私たちには生まれ変わる機会はないが、でも、人生をリセットすることはできる。大学院に入ったり、公務員になったり、マイホームを全額購入したりすることは、人生のリセットだ。誰もが人生をリセットしたいと思っているが、リセットした人生は本当に良くなったのだろうか?私たちはなりたい人になれたか?答えはイエスかもしれないし、ノーかもしれない。

しかし答えがどうであれ私は重要ではないと思います人生のリセットとは、実は運命への所属感を求めることなのですが、それに流されて何度も「人生のリセット」をするのではなく、今やっていることによって所属感がなくなり、自分に価値を感じられないのであれば、ならば、ここで人生のリセットを選んだほうが、よほど有意義なのではないだろうか。

私はどうしてこの作品を選んでみんなに紹介するか、たくさんの理由があって、もしかしたらドラマが良くて、俳優が良くて、画面が良くてなどだが、私は第一の理由は作品自体の情緒の価値を体現して、それは私に涙を流すことができると感じて、実際、私はあのような属するのが小さい時から小さい時まで涙を流すことが少ない人だ。私達がすべてもう一度生きる理由を知ってほしい、普通の人になることを恐れなくてもいい、普通の人の朝暮はとても貴重なことができる。

ご指摘を歓迎いらっしゃる。

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