醜さを愛せ

2023-12-07 15:11:00

鄭怡雪  紹興文理学院  

 

古美門研介さんの言うとおり、人間は愚かなものです。でも、美しさだけではなく、醜さを見ることも必要があるんです。心の中に隠れている汚れは誰にもあります。いろいろな汚れで、偏見の種を蒔いてしまいます。ですから、人間は同じ状況においても、視野がそれぞれ違って、やり方も異なっています。真実を求めるために、法律が助け舟を出してくれます。法律は人々の権利を守ってくれます。法律は文明の産物です。しかし、人々は法律の恩恵を受けているとき、犠牲者も出ます。もし自分や家族がその犠牲者になって、古美門研介先生のような弁護士と敵になり、自分の権利が失われることになったら、正義はどこにあるんでしょうか。その時、法律は正解だと思いますか。現実は法律に頼るしかしょうがないんです。法律は整備され続けていますので、必ず正義の武器になるのを望んでください。人間は法律が力になるように、取り込んでいます。特に、人間の醜さも尊重した上で、愛せるようにしなければなりません。

命を尊重するというのは、命だけじゃない、人間のすべてを尊重するという意味です。子役は自由になるために、母親と離れたのは彼女の選択でした。彼女の選択を尊重します。一度殺人するかもしれない犯人の安藤貴和さんは無罪放免されし、事実の疑いを尊重します。羽生晴樹さんの世界一家の夢を尊敬します。古美門研介さんのお金を愛する気持ちも、黛真知子さんの真実を探る決心も、そして赤目医師の人の心を察せずに科学に献身する勇気も、すべて尊重してください。それ以外、人間のとても小さなところも尊重します。蟹頭ワラビもボンゴレビアンコも大変おいしいです。他の人の考え方ややり方など、全部で心から認める必要はありません。また、他の人の選択をチェンジすることはしなくてもいいです。自分自身が気楽になるように暮らしてください。それも人間の醜さです。 

愛することは雨にも負けず、愛することは人間の醜さを大切に守ってください。愛することは人間の当然の権利だと思います。醜さを愛せることは神のようなわざです。世界はそんな人のために変われるんです。貧乏で普通の人々は狂気の世界で戦い続ける者たちの邪魔をするな。醜さを愛する人に尊重を払ってさしあげましょう。おれたちもこんな神でした。でも、生活環境などの違いで、またいろいろな原因で、神になることを諦めました。最後に、醜さを愛する人の重さを覚えるために、今自分自身にある醜さを知っておいてください。 

    

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