国家統治体系・統治能力の現代化の推進

2020-08-11 14:44:51

2013119から12日にかけて開かれた中国共産党第18期中央委員会第三回総会は、改革の全面的深化の総目標は中国の特色ある社会主義制度の充実・発展と国家統治体系・統治能力の現代化の推進であると指摘した。国家統治体系・統治能力は国家の制度と制度の執行能力を集中的に具現化したものである。国家統治体系とは、党の指導の下で国家を管理する制度体系で、経済、政治、文化、社会、エコ文明と党建設など各分野の体制・仕組み、法律法規の制定などを含め、それらがが緊密なつながりをもち、互いに協調する国家制度である。国家統治能力とは国家制度を運用して、改革・発展・安定、内政・外交・国防、党・国・軍の統治など社会各方面の活動を管理する能力のことである。国家統治体系と統治能力は一つの有機的な統一体で、相互に補完し合うものであり、よい国家統治体系があってはじめて国家統治能力を高めることができ、国家統治能力を高めることによってはじめて国家統治体系の機能を十分に発揮することができる。国家統治体系・統治能力の現代化の推進とは、つまり時代の変化に応じて実践の発展の要請に合わない体制・仕組み、法律・法規を改革すると同時に、絶えず新しい体制・仕組み、法律・法規を作り上げ、諸般の制度をより科学的でより整ったものにし、党、国家、社会の諸般の活動に対する管理の制度化・規範化・手続き化を実現しなければならないということである。統治能力の整備をより重視し、制度と法律に基づいて事業に取り組む意識を高めるとともに、制度と法律をうまく運用して国家を管理し、諸般の制度的優位を国家管理の効果に変え、党の科学的な執政、民主的な執政、法律に基づく執政のレベルを高める必要がある。国家統治体系・統治能力の現代化の推進は、中国の特色ある社会主義制度を充実・発展させるための必然的要請であり、社会主義現代化の実現というテーマに含まれる要義でもある。

 

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