人民を中心とする発展の思想

2020-08-11 14:44:51

 

201510月、中国共産党第18期中央委員会第五回総会は、人民を中心とする発展の思想を堅持し、人民の福祉の増進と人間の全面的発達を促進し、共同富裕という目標へと着実にまい進することを、経済発展の出発点と帰結点とする、と明確に指摘した。「人民の立場に立つ」は中国共産党の政治的立場であり、マルクス主義政党とその他の政党を区別するはっきりとしたメルクマールである。人民を率いて幸せな生活をつくり出すことは、党の終始一貫した奮闘目標である。人民を中心とする発展の思想は経済社会の発展の各段階で具現化されている。人民を中心とする発展の思想を実践するには、人民の主体的地位を堅持し、人民大衆の幸せな生活への憧れを自分自身の目標とし、最も広範な人民の根本利益をしっかりと実現し、擁護し、増大させることを求めらめ、人民の、人民による、人民のための発展を目指さなければならない。改革の深化、革新による駆動によって、経済発展の質と効果の向上を図り、よりすばらしい物質的製品や精神的作品をより多く作り出し、人民の日増しに増大する物質文化面の需要を満たさなければならない。ヒトの積極性、能動性、創造性を全面的に引き出し、各業種各方面の労働者、企業家、革新人材、各級幹部が役割を果たせる舞台と環境をつくり出さなければならない。社会主義の基本的経済制度と分配制度を堅持し、所得分配構造を調整し、租税、社会保障、移転支出を主な手段とする再分配の調節メカニズムを整えて、社会の公平と正義を守り、所得格差問題の解決にしっかり取り組み、改革と発展の成果がすべての人々により多く、より公平にもたらされるようにしなければならない。人民を中心とする発展の思想は、誠心誠意に人民に奉仕するという党の根本的宗旨、人民は発展を推進する根本的力という唯物史観、共同富裕を次第に実現していくという目標要請を体現しており、人民至上というわが党の価値観を示している。

 

 

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