１、一つの政党、一つの政権の前途と運命は人心の向背によって決まる。人民大衆が反対し、心から憎んでいることを私たちは断固として防ぎ止め、是正しなければならない。 

２、中国共産党は世界最大の政党だ。大きなものには大きな体裁が必要だ。中国共産党が人々を率いて偉大な社会革命を進められ、偉大な自己革命もできることは、実践によって十分に証明されている。 

３、腐敗しない、腐敗できない、腐敗させないことを一体的に推し進めるのは反腐敗闘争の基本方針であり、新時代の全面的な厳しい党内統治の重要方策でもある。 

４、「トラ（大物腐敗官僚）」が顔を出そうとしたら直ちに叩き、「ハエ（小物腐敗官僚）」が乱れ飛んでも叩かなければならない。気風を正して腐敗に反対しなければならず、小さな流れを軽視してはならない。「トラ」であろうと「ハエ」であろうと、大きな腐敗であろうと小さな腐敗であろうと、全て断固として正す対象である。 

５、中国共産党は、自党の建設を強化し、先進性と純潔性を保ち、腐敗と変質を防ぎリスクを食い止める能力を絶えず高めなければならない。厳しい党内統治が全面的に行われない限り、党は「鉄を打つには自らが強くならなければならない」をうまく実践できず、指導の中核たる役割を果たすのが困難となる。 

６、権力の運用に対する規制と監督を強化し、権力を制度というオリに閉じ込め、腐敗しない懲戒の仕組み、腐敗できない防止の仕組み、腐敗しがたい保障の仕組みを確立しなければならない。 

７、汚職事件があれば必ず調査し、腐敗があれば必ず懲罰し、「ゼロ容認」の態度を堅持して腐敗を取り締まっていく。 

８、反腐敗闘争は依然として厳しく複雑な状況にあり、全面的な厳しい党内統治は依然として任重くして道遠しだ。「厳しさ」を長期的に堅持していき、党の自己革命を推し進め続け、自己整備、自己革新、自己向上を実現しなければならない。 

９、政権を握った後、つましくして自制し、真剣な態度で仕事をやり通すことは容易ではない。太平の時代に厳しく役人を管理し、腐敗を防いでぜいたくを戒めるのは容易ではない。中国共産党は終始一貫して時代のパイオニア、民族の支えでいなければならず、終始一貫してマルクス主義の政権党でいなければならず、自分自身が必ず終始一貫して厳しい試練に耐えなければならない。 

１０、全面的な厳しい党内統治は党が永遠に生気・活力を保ち、新たな試練の道をしっかりと歩んでいくための必然の道である。