民族団結
1.多民族の「大一統(統一を尊ぶ)」、各民族の多元一体は、祖先がわれわれに残してくれた重要な財産であり、わが国の重要な優位性の一つでもある。
2.わが国は統一された多民族国家であり、各民族が団結・調和すれば国家は繁栄し、社会は安定し、人民は幸福になるが、そうでなければ国家は衰退し、社会は不安定化し、人民は災禍をこうむる。
3. 民族団結はわが国の各民族人民の生命線であり、中華民族の共同体意識は民族団結の根源である。
4.中華民族の共同体思想の基礎を絶えず打ち固め、中華民族という大家族の中で各民族がザクロの実のようにしっかりと結束するよう後押しし、偉大な祖国を共に建設し、素晴らしい生活を共に作り上げなければならない。
5.中華民族の共同体意識をしっかりと固めるには、目に見え、形となるように仕事をする一方、あまたの目立たないが地道な努力もしっかりと行わなければならない。
6.中華民族の共同体意識をしっかりと固めることは、中国共産党の新時代における民族政策の「核心」であり、全ての取り組みはこれに焦点を合わせなければならない。
7.中華民族が共有する精神的ふるさとの建設を推し進め、各民族の往来・交流・融合を後押しするには、さまざまな任務をいずれも地道なことまで把握し、細かなことまで行い、形となり、感じることができ、効果的なものとしなければならない。
8.漢族は少数民族から離れられず、少数民族は漢族から離れられず、各少数民族同士も離れられないことを心に刻まなければならない。
9.文化的アイデンティティーは最も深いレベルのアイデンティティーであり、民族団結の根本、民族和睦の魂である。
10.中華民族は大きな家族であり、家族全員が良い生活を送れていなければならない。