百万の軍民が盛大な集会をひらいて偉大な勝利を祝う
一九七六年十月二十四日、首都百万の軍民は欣喜雀躍して雄大、壮麗な天安門広場で厳粛かつ盛大な祝賀大会をひらき、華国鋒同志の中国共産党中央委員会主席、中国共産党中央軍事委員会主席就任を熱烈に祝い、党をのっとり国家権力を奪おうとした王洪文·張春橋·江青·姚文元反党グループの陰謀粉砕の偉大な勝利を熱烈に祝った。
広はんな大衆は、華国鋒主席をはじめとする党中央のまわりにもっともかたく団結し、毛主席の遺志を継ぎ、あくまでも階級闘争をカナメとし、党の基本路線をつらぬき、プロレタリア階級独裁下の継続革命を堅持して、社会主義革命と社会主義建設のさらに大きな勝利をかちとり、毛主席が切りひらいた中国のプロレタリア革命事業を最後までやりぬくとの決意を表明した。
この日、首都北京の空は晴れわたり、まばゆいばかりの日ざしであった。天安門広場の飾りつけは一新して、一段と壮麗さをました。天安門の楼上には、真紅の宮灯が高々とつるされ、赤旗がひるがえっていた。城楼の中央部には、中国人民の敬愛する偉大な指導者、教師毛主席の大きな肖像面がかかげられ、天安門広場の東西両側には、マルクス、エンゲルス、レーニン、スターリンの大きな肖像画が立てられていた。
人民英雄記念碑の前には、「華国鋒同志の中国共産党中央委員会主席、中国共産党中央軍事委員会主席就任を熱烈に祝う!」「党をのっとり国家権力を奪おうとした『四人組』の陰謀粉砕の偉大な勝利を熱烈に祝う!」という二つの大きなスローガンがかかげられていた。
華国鋒中国共産党中央委員会主席·国務院総理·中国共産党中央軍事委員会主席が大会に出席した。華国鋒主席をはじめ、党と国家のその他の指導者が〈大海をゆくには、舵取りに頼らなければならない〉という曲の奏でられるなかを天安門楼上に姿を現わすと、歓呼の声、シュプレヒコールの声、ドラや太鼓の音が大空にこだました。
これは全党三千万の共産党員、全国八億人民のみずからの指導者華国鋒主席および党中央にたいする心からの擁護、全幅の信頼、偉大な社会主義事業と輝かしい共産主義の前途にたいする限りない確信の端的なあらわれであった。
みどり色の軍服を着た華国鋒主席は、笑みをたたえ、しきりに百万の大衆に手を振って親しくあいさつした。
この大会に出席した党および国家のその他の指導者は、つぎのとおり。葉剣英、李先念、陳錫聯、紀登奎、汪東興、呉徳、許世友、韋国清、李徳生、陳永貴、呉桂賢、蘇振華、倪志福、賽福鼎、郭沫若、徐向前、聶栄臻、陳雲、譚震林、李井泉、張鼎丞、蔡暢、烏蘭夫、アペイ·アワンジンメイ(阿沛·阿旺晋美)、周建人、許徳珩、胡厥文、李素文、姚連蔚、王震、余秋里、谷牧、孫健らの諸同志。沈雁氷中国人民政治協商会議全国委員会副主席、江華最高人民法院院長らも大会に出席した。
華国鋒同志は偉大な指導者毛主席がみずから選んだ後継者である。華国鋒主席をはじめとする党中央は、党をのっとり国家権力を奪おうとした「四人組」の陰謀を粉砕し、党のために奸賊を取り除き、国家のために害を取り除き、人民の恨みを晴らした。この人心を大いに喜ばせる最大の二つの朗報に接した首都人民および全国人民は歓喜のるつぼにひたった。
首都の人民は朝早くから、工場、鉱山、郊外の人民公社、部隊の営舎、政府機関、商店、学校や居住区を出て街路にあふれた。郊外から大会に参加する大衆を満載した車の隊列はひっきりなしに市区にむかった。
人びとは偉大な指導者毛主席の肖像画と華国鋒主席の肖像画をかかげ、赤旗やその他いろとりどりの旗、プラカードも高々と、勝利の喜びに胸をふくらませながら、ドラや太鼓をうち鳴らし、爆竹を鳴らして、四方八方から行進してきて長安街と天安門広場をうめつくした。
広場全体と東西五キロの長安街大通りには、赤旗が林立し、勝利を祝う参加者がぎっしりと並んだ。そのなかには、英雄的な人民解放軍陸、海、空三軍の指揮員·戦闘員および首都労働者民兵もいれば、鉄鋼、石炭、紡績などさまざまな業種の労働者もおり、北京市郊外の人民公社員もいれば、中央機関や北京市機関の幹部もおり、大学·高等専門学校の革命的教師、学生もいれば、中学校、小学校の紅衛兵、紅小兵もおり、また居住区の住民の姿も目についた。
大会参加者は感動をあらわにして「華国鋒主席をはじめとする党中央のまわりにもっともかたく団結しよう!」「すべての行動は、党中央の指揮に従おう!」「王洪文·張春橋·江青·姚文元反党グループを打倒せよ!」「プロレタリア文化大革命の偉大な勝利の成果をうち固め発展させよう!」「偉大な、光栄ある、正しい中国共産党万歳!」「無敵のマルクス主義、レーニン主義、毛沢東思想万歳!」というスローガンを連呼した。これらのスローガンは、幾億幾千万人民の共通の願いを表わしたものである。
午後三時、倪志福中国共産党中央政治局委員候補·中国共産党北京市委員会書記·北京市革命委員会副主任が開会を宣言した。会場にはドラや太鼓がいっせいに鳴りひびき、軍楽隊が中華人民共和国国歌と〈東方紅〉を吹奏した。
呉徳中国共産党中央政治局委員·中国共産党北京市委員会第一書記·北京市革命委員会主任が、あいさつ(全文は本号十九頁に掲載)を行なった。呉徳同志のあいさつは、何度も万雷のごとき熱烈な拍手で迎えられた。
『毛沢東号』機関車乗務班機関士長陳福漢同志、平谷県許家務生産大隊党支部副書記賈懐珍さん、中国人民解放軍戦闘英雄徐恒禄同志、清華大学付属中学紅衛兵張紅君が、それぞれ首都の労働者、貧農·下層中農、人民解放軍の指揮員·戦闘員および紅衛兵小勇将を代表して大会であいさつの言葉をのべた。
かれらは華国鋒同志の党中央主席·中央軍事委員会主席就任を心から、熱烈に、断固として擁護し、華国鋒同志をはじめとする党中央が王洪文·張春橋·江青·姚文元「四人組」反党グループを粉砕したことを心から、熱烈に、断固として擁護するとこぞって表明し、さらにつぎのようにのべた。
華国鋒同志は、われわれの偉大な指導者、教師毛主席がみずから選んだ後継者であり、全党、全軍、全国人民に全面的に信頼され、熱烈に擁護され、心から敬愛されている。われわれは、華国鋒主席をはじめとする党中央の指導のもとに、全党、全軍、全国各民族人民がいかなる荒波にもうち勝ち、あらゆる困難と障害を乗り越え、毛主席のさし示した革命の航路を勝利のうちに前進しつづけるものと確信している、と。
かれらはまた、党をのっとり国家権力を奪おうとした「四人組」の陰謀活動を暴露し、怒りをこめて「四人組」の反党的犯罪行為を糾弾した。
陳福漢同志は、そのあいさつで次のようにのべた。
王·張·江·姚「四人組」は、反革命の陰謀家、二面派であり、マルクス主義の旗をかかげて、さかんに修正主義をおしすすめた。かれらは自らを毛主席、党中央をしのぐ位置に置き、別個の行動をとり、自分たちをもちあげた。かれらは実際には、資本家よりもひどい、われわれ労働者の血を吸うかけ値なしのブルジョア分子である。偉大な指導者毛主席は生前、王·張·江·姚「四人組」を何度も批判し、教育したが、かれらは全然悔い改めようとはしなかった。毛主席が重態におちいっていた期間中と逝去した後、かれらは時機到来とみて、党をのっとり国家権力を奪おうとする犯罪活動にさらに輪をかけた。かれらは下心をもって毛主席の臨終のさいの遺嘱なるものを偽造して、華国鋒同志をはじめとする党中央をくつがえし、党と国家の最高指導権をのっとり、プロレタリア階級独裁を転覆し、資本主義を復活しようとした。われわれ首都の労働者階級には、断固として修正主義と闘った革命的な伝統があり、党内におけるブルジョア階級とあくまで戦う英雄的気概があり、百戦百勝のかたい確信にもえている。われわれは、華国鋒主席をはじめとする党中央のまわりにもっともかたく団結し、すべての行動を党中央の指揮に従わせ、王·張·江·姚反党グループと断固として闘い、プロレタリア階級独裁をうち固める決意である。われわれは、さらに大きな革命的意気込みで、革命に力をいれて、生産をうながし、仕事をうながし、戦争への備えをうながし、工業は大慶に学ぶ運動をよりよくくりひろげ、国家の計画を達成または超過達成することに努め、諸活動をよりよくおしすすめ、社会主義革命と社会主義建設のより大きな勝利をかちとる決意を固めている。
賈懐珍さんはそのあいさつで次のようにのべた。
王·張·江·姚「四人組」反党グループの極悪非道の罪悪行為を、われわれ貧農·下層中農出の公社員は心の底から憎んでいた。かれらは工場の仕事もできなければ、農作業もできず、軍事知識ももたない能なしである。そのくせ、陰謀をはたらき、詭計をもてあそび、権謀術数をめぐらし、デマをふりまき、勝手気ままに振舞い、権勢をほしいままに暴れまわった。かれらはわれわれの不倶戴天の敵である。われわれのような搾取と抑圧にあえぎ、奴隷だったことのあるものは、社会主義のすばらしさをもっともよく知っている。王·張·江·姚「四人組」は、われわれを旧社会に引きもどし、もう一度われわれを苦難の淵に突きおとそうと夢みたが、われわれ広はんな貧農·下層中農出の公社員はそんなことを絶対に許しはしない。華国鋒主席をはじめとする党中央とわれわれ貧農·下層中農出の公社員は心をかよいあわせている。われわれは華国鋒主席をはじめとする党中央のまわりにもっとも固く結集し、党の基本路線を堅持し、階級闘争をカナメとし、大寨に学び、大寨型の県を普及する運動を深め、いっそう農村のすばらしい情勢を発展させ、農村の社会主義陣地を打ち固め、国家により大きな貢献をする決意である。
徐恒禄同志はそのあいさつで次のようにのべた。
王·張·江·姚というひとにぎりの徒輩は、極めて陰険あくらつなブルジョア的野心家、陰謀家であり、フルシチョフ型の人物である。かれらはさかんに権謀術数をめぐらし、偉大な指導者、教師毛主席に狂気のように反対し、敬愛する周総理に反対し、華国鋒同志と中央のその他の指導的同志に反対し、党をのっとり国家権力を奪うための活動に熱中した。かれらは毛主席のプロレタリア建軍路線に躍起になって反対し、毛主席が自ら創設し、はぐくんだ中国人民解放軍を中傷することに全力をあげ、わが軍の革命的伝統を否認し、軍隊建設と民兵建設を破壊し、軍内外の団結を破壊し、軍隊をかく乱しようとした。われわれは、華国鋒主席をはじめとする党中央にたいし、われわれの確固たる決意を表明する。われわれは華国鋒主席をはじめとする党中央のまわりにもっとも固く結集し、すべての行動を党中央の指揮に従わせ、鮮血と生命をもってマルクス·レーニン主義、毛沢東思想を守り、毛主席のプロレタリア革命路線を守り、プロレタリア階級独裁を守り、華国鋒主席をはじめとする党中央を守る! われわれは毛主席の建軍路線をあくまでもつらぬき、党の一元的指導のもとに、軍隊建設と民兵建設を強化し、軍事·政治訓練を強化し、指揮員·戦闘員の団結、軍民の団結、軍隊と政府の団結を強化し、三大規律·八項注意を厳格に実行し、警戒心を高め、祖国を防衛する。われわれは必ず台湾を解放する。
張紅同志はそのあいさつで次のようにのべた。
われわれは毛主席の紅衛兵である。十年前、プロレタリア文化大革命の暴風驟雨(しゅうう)のなかで、紅衛兵運動が生起したばかりのとき、偉大な指導者毛主席は親しく筆をとり紅衛兵を熱烈に支持し、紅衛兵の革命的造反精神を称賛した。十年来、毛主席の教えは万丈の光芒を放つ灯台さながら、われわれ紅衛兵の行く手を照らし、われわれの修正主義とのたたかい、ブルジョア階級とのたたかい、党内の走資派とのたたかいを励ましつづけている。われわれはひきつづき、「反動派にたいする造反には道理がある」という大旗をかかげ、「四人組」反党グループに砲火をあびせ、かれらのような害虫をきれいさっぱり駆逐する決意である。われわれは毛主席の遺志を継ぎ、毛主席の提起した後継者についての五つの条件どおりに行動し、りっぱに革命を引き継ぐべく努めるであろう。農山村への定住を堅持し、毛主席の指し示した労働者·農民と結合する輝かしい道を歩み、われわれの進軍の足どりで、中国に資本主義を復活しようとする帝国主義、修正主義、反動派の夢想を踏みくだくであろう。
労働者、農民、兵士と紅衛兵の代表のあいさつは、さかんな拍手で迎えられた。あいさつがおわったあと、スローガンがたかだかととなえられた。
午後四時二十分、雄壮な〈インターナショナル〉の調べで大会は勝利のうちに終了した。
華国鋒主席ならびに党と国家のその他の指導者は、楼上の東西両端をめぐり、広場をうめつくした大衆になんども手を振ってあいさつを送った。このとき、会場にはドラ、太鼓が響きわたり、百万大衆は色とりどりの旗を打ち振り、歓声をどよめかせた。会場は団結、戦闘、勝利の歓喜にみちあふれた。
北京滞在中の中国共産党中央委員、同委員候補、全国人民代表大会常務委員会委員、中国人民政治協商会議全国委員会常務委員、中国共産党中央·国家機関各部門の責任者、中国人民解放軍各総部、国防科学技術委員会、三軍の各兵種、軍事学院·軍事学校、北京部隊と北京衛戍区の責任者、中国共産党北京市委員会、北京市革命委員会と大衆団体の責任者、愛国人士と北京在住の台湾同胞も大会に出席した。北京滞在中の外国の同志、友人も大会に参加した。
春風に楊柳万千条 六億の神州尽(ことごと)く舜堯(しゆんぎよう)たり 国をあげてのよろこびのなかで、毛沢東思想にはぐくまれた中国人民は、華国鋒主席をはじめとする党中央の指導のもとに、毛主席の革命路線にそって勇躍前進し、さらに大きな勝利をかちとる決意をかためたのである。