中国人民抗日戦争ならびに世界反ファシズム戦争勝利80周年を記念するドローンショー 香港特区

2025-09-02 16:16:00

香港特別行政区の維多利亜港(ビクトリアハーバー)沿岸にある湾仔(ワンチャイ)・水上スポーツ・レクリエーションエリアで8月30日午後8時、中国人民抗日戦争ならびに世界反ファシズム戦争勝利80周年を記念するドローンショーが開催された。ドローン1200機がゆっくりと空に舞い上がると、様々な図形や文字を夜空に描き、抗戦時期のさまざまなシーンを再現した。中国新聞社が伝えた。

ドローンが描いた東江縦隊(撮影・李志華)。

ドローンが描いた東江縦隊(撮影・李志華)。 

大きな歓声が上がる中、ドローンが描く巨大な鐘が左右に揺れ、その下には、「九·一八 勿忘国耻(満州事変・国恥を忘れるなかれ)」という文字が浮かび上がり、ドローンショーが始まった。その後、盧溝橋事件や銃を手に船上に立つ東江縦隊の兵士、台児荘の戦いを祝う花火、第一面に「日本投降矣(日本が無条件降伏)」の文字が並んだ1945年8月15日付の新聞「大公報」などが次々と描かれ、歴史の節目と都市の記憶が結び合わせられ、全民族が心を一つにして、共に侵略者に対抗した誇るべき時代を振り返った。

ドローンが描き出した1945年8月15日付の新聞「大公報」の第一面(撮影・李志華)。 

ドローンが描き出した1945年8月15日付の新聞「大公報」の第一面(撮影・李志華)。 

上空に、描かれた軍人が敬礼する図形が少しずつ消え、バウヒニアの花が浮かび上がり、ある市民が、スピーカーを使って中国の愛国歌「歌唱祖国」を流すと、会場はさらなる盛り上がりを見せた。(編集KN)

「人民網日本語版」2025年9月2日

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