男子テニス成都オープン出場選手が中国カンフーの魅力を体験

2023-09-22 16:28:00

男子テニスの成都オープンが今月19日から始まり、熱い戦いが繰り広げられている。そしてその試合会場の外では見事な中国カンフーパフォーマンスが披露された。ブルガリアのグリゴール・ディミトロフ選手やセルビアのミオミル・ケツマノビッチ選手が、武術の達人の胸を借りた。テニスと武術のコラボを通して、選手たちは中国カンフーの独特の魅力を体験した。紅星新聞が報じた。

四川武術協会の会長を務める峨眉武術無形文化遺産代表性伝承人の任剛氏は、テニス選手たちに、「中国カンフーは非常に奥が深く、中国独特の文化遺産の一つ。中国カンフーは、『柔をもって剛を制す』を強調しており、テクニックと絶妙な力加減で相手に打ち勝つことを目指す。同時に、道徳、礼儀、文化的価値観も強調しており、それらは中国伝統文化の精髄を反映している」と中華武術文化を紹介した。

グリゴール・ディミトロフ選手は、「成都に来るのは3回目で、この都市が大好き。中国カンフーも大好き。今日の武術パフォーマンスを通して、中国カンフーの魅力を感じることができた!」と話すと、その隣にいたミオミル・ケツマノビッチ選手もうなずきながら、「僕も中国に何度も来ている。でも、中国カンフーを体験するのは初めて。中国の文化に関する知識がまた一つ増えた。中国カンフーの剛と柔を併せ持つという知恵を今後のテニスの試合で生かすことができるかもしれない」とした。(編集KN)

「人民網日本語版」2023年9月21日

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