【王毅外交部長記者会見】台湾独立を黙認することは中国の主権への挑戦

2024-03-08 14:24:00

第14期全国人民代表大会(全人代)第2回会議は北京時間3月7日午前10時に「中国外交政策と対外関係」について記者会見を行い、王毅中共中央政治局委員(外交部長)が国内外の記者からの質問に答えた。

王氏は、「台湾地区の選挙は中国の地方選挙の1つに過ぎず、その結果が台湾地区は中国の一部であるという基本的事実を変えることは全くないし、台湾地区は必ず祖国に復帰するという歴史の大きな流れを変えることもできない。選挙が終わった後、180を超える国と国際組織が『一つの中国』原則を堅持し、中国が国家主権と領土的一体性を守ることを支持すると改めて表明したことで、『一つの中国』原則がすでに国際社会に普遍的な共通認識であることが十分に示された。今なお『台湾独立』を黙認・支持する人がいるなら、それは中国の主権への挑戦にほかならない。特定の国が台湾地区との公的な関係をかたくなに保ち続けるなら、それは中国の内政への干渉にほかならない」と述べた。

王氏は、「『台湾独立』の分裂行為は台湾海峡の平和安定を破壊する最大の要因だ。台湾海峡の平和を本当に維持したいなら、旗幟を鮮明にして『台湾独立』に反対しなければならない。『一つの中国』原則が力強く堅持されるほど、台湾海峡の平和が保障されることになる。中国の政策は明確であり、それは引き続き最大の誠意をもって平和統一の未来を勝ち取るというものだ。中国のボトムラインもはっきりしており、それは台湾地区が祖国から分裂するのを絶対に許さないというものだ。台湾島の中で『台湾独立』を企てる者は、歴史によって必ず淘汰されるだろう。国際社会で『台湾独立』を黙認し支持する者は、必ず自ら災いを招いて身を滅ぼし、自ら報いを受けることになるだろう」と述べた。(編集KS)

「人民網日本語版」2024年3月7日