唐長紅委員:大型飛行機の研究開発は国の総合的能力を体現

2023-03-05 17:20:00

中国人民政治協商会議第14期全国委員会第1回会議(全国政協第14期第1回会議)における最初の「委員通路」での取材が3月4日午後、北京の人民大会堂で行われた。今回、全国政協委員8人が「委員通路」で報道陣の質問に答えた。

唐長紅委員:大型飛行機の研究開発は国の総合的能力を体現 

今年は大型輸送機「運-20」の初飛行から10年目となる年。中国航空工業集団公司チーフエンジニアである唐長紅委員は「委員通路」で自身の経歴と思いを語った。唐委員は、「大型旅客機C919は昨年すべてのテスト飛行任務を無事終え、耐空性基準を満たし、中国民用航空局が発行する型式証明を取得し、正式に航路運営への引き渡しが行われた。また昨年の珠海航空ショーでは大型消火・水上救援水陸両用機『鯤竜(AG600)』と空中給油機『運油-20』が一般に公開された」とした。

「大型飛行機の研究開発は国の総合的能力を体現している」とした唐委員自身、「運-20」の研究開発から5年後の初飛行、8年後の引き渡しと使用まで経験しており、「そのカギとなるのは、自立自強と自主イノベーション」とし、デジタル化設計とデジタル化製造、シミュレーションなどはいずれも時代の技術的な進歩と質の高い発展を体現しているとした。そして今後の発展について、「大国を代表する製品を打ち立てる道のりの中で、イノベーションと探索の歩みは止まることはない」とした。(編集TG)

「人民網日本語版」2023年3月5日

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