北京での再会
2024-01-25 14:38:00
Panda杯全日本青年作文コンクールの受賞者訪中団が11月24日に北京に到着し、1週間の旅程をスタートさせた。3日間の北京滞在中、日本の若者たちはたくさんの気付きを得た。


中国を初めて訪れる「新人」も、中国と久しぶりに再会する「旧友」もいたが、訪中後いずれも口を揃えて、実際に中国に来て多くの知見を得たので、帰国後に自身の経験を友人たちに教えたいという感想を述べた。
高校生の佐久間小夏さんは、「正直、もともと中国にはあまり良い印象を持っていませんでした」と打ち明けた。しかし、帰国間際に今回の旅をこう述懐した。「初めて中国に来て、中国の大学生と交流し、北京で一緒に歴史のある街を歩いたり、おいしい料理を食べたりして、毎日笑って過ごしました。今は中国が好きです。帰国したら、ぜひこの気持ちをクラスメートと分かち合い、中国についてもっと知ろうと思います」

中日の経済・人的・文化交流が日に日に緊密化する今、若者が自分のキャリアと両国関係に貢献する理想を結び付けるチャンスはどんどん多くなっている。昨年の訪中団のうち、大学卒業を控えた団員の浅野りつるさんは中国映画・中国ドラマが好きで、自分が芸能人のマネージャーになる未来に思いをはせている。「これから上海の大学院に留学して、将来は日本人に中国語を教えたり、日本のタレントの中国進出をサポートしたりしたいです」。