中国の作り出す我々の生活と未来

2022-10-25 16:47:00

島村 優太

 

「急速に発展を遂げる中国」をテーマにしたニュース番組を見た。私はそのニュースを見たとき、中国に対して今まで抱いていた印象と打って変わって、とても身近な存在になった。今まで中国に抱いていた印象は、薄暗く、工業の町というものだった。

しかし、現在の中国は経済が発展し、様々な多国籍企業が在中しており、経済発展を続ける国の一つである。中国は様々な技術の開発を続けている。農業 、情報、宇宙など、多くの分野に精通している。また、これらの新技術が世界を変えるとも言われている。

例えば、中国が現在開発中の深海ステーションが挙げられる。この技術によって、未だ発掘されていない海底資源を利用することができると期待されている。 つまり、これらの新技術は、我々の生活、未来を明るく照らす希望の光とも言える 。

しかし、現代の日本では、いまだに中国に対してよい印象を抱いていないというのが現状である。この先、世界を引っ張っていくのは中国であるといわれている中、日本を含め世界は、中国との良好な関係を築くことが最優先事項であるといえる。世界を一つにまとめることは、我々の生活や未来だけでなく、地球全体の将来を保障する大切な命綱であると考える。

中国が打ち出した「一帯一路」イニシアチブは、世界の未来を守る素晴らしい計画である。このイニシアチブによって、国同士のインフラ整備、貿易、資金の往来を促進することが可能になる。これから先は、地域ごと、国ごとに経済を回すのではなく、中国をリーダーとして、地球全体で経済を回すべきである。

発展をし続ける中国を支えているのは、中国国民の努力でもあるが、習近平国家主席の計画性とリーダーシップの強さの存在が、大きいといえる。習氏の国内における汚職対策によって、中国政治はクリーンなものとなった。また、強国を国家スローガンとして、理想の国家へと近づいて行っている。

習氏の政策を支えているのは、中国共産党である。党員数は9600万人以上とも言われ、その家族も含めると2億7000万人以上である。つまり、中国全体が国の発展に貢献しているのである。

こういった中で、我々日本国民、日本国は何をするべきだろうか。それは、中国と協力し、アジア経済の安定を図ることである。中国と良い関係を築くためには、様々な交流、接点を持つことが大切である。日中関係の良好は、互いの安定。互いの安定は、アジアの安定。アジアの安定は、世界の安定。世界の安定は、我々の安定といえる。

中国の成長力、国力によって、アジアだけでなく世界全体を完全な状態へと導くことができるだろう。

日本国民一人一人、中国国民一人一人が互いに協力しなければ、我々の生活や未来を安定させることはできない。日本を安定させることはできない。そのためには、日本人一人一人の意識を変えていく必要がある。私は日中関係向上のため、様々な交流に参加していきたいと思う。我々の生活と未来のために努力していきたい。

例えば、私は弓道をしている。中国にも弓道、弓の文化があるそうだ。私は自分の身の回りにも中国の存在があるのだと気づかされた。私はいつか日本と中国の間に領土問題はなくなっており、互いが親しい印象を抱きあえるような関係にしていきたい。まずは、自分の周りの中国を探してほしいと思う。

日本と中国の意識は一つであり、完全無欠なものである。どんな強敵にも立ち向かうことができることができる。日中関係に幸あれ。

 

関連文章