人生はいったい何のために生きているか

2023-02-13 14:33:00

陳芸璇 内蒙古師範大学

2016年、私は大学時代に太宰治に触れ始めた。しかし、当時の経験によって、太宰治がなぜ自殺を選んだのか、人生には素晴らしいことがたくさんあり、なぜ最も消極的な態度で人生に直面したのか、私はずっと分からなかった。『人間失格』を懐疑的に読んだが、主人公や作者自身の消極的な態度には理解できなかった。当時の私は自信満々で、楽天家でした。 

2020年、私は大学を卒業したとき、国内の大学院生になりたいと思っていたが、運があまりよくなかったかなあと思って、自分の理想の大学院生に合格できなかった。だからとても悔しかった。どうして自分がこんなに運が悪いのかと理解できなかった。2020年に家族が亡くなり、体重が狂い、受験勉強のストレスなどの原因で、その年にうつ病になった。自分が弱すぎるのか、ちょっとした波風に遭うと打ちのめされると思った。さらには自殺まで考えていたとは、太宰治を理解するようになった。人生は本当に意味がないと思い始めた。一つ一つの困難を克服しようと努力しても、仮面をかぶって生活しても、いつまでも次から次へと新しい困難が待っていて、いつまでも本当の自分を生きることはできないと思う。2020年12月にもう一度『人間失格』を読むと、太宰治は自分の心境を描いているのに、自分の姿を見つけることができるような気がした。当時の私は人生に絶望していた。 

2021年の大学院受験の結果が発表された瞬間、1点差が分かったとき、私がどんなに絶望していたか忘れられない。自分の憧れの学校を諦め、最後は運命に頭を下げるしかなく、調剤を選ばざるを得なかった。よく考えた後で、もう少し頑張って、研究を続けて、ブログを読む準備をしたいと思った。毎日の生活のストレスはずっと大きく、毎日図書館で過ごした。最近、暇を持て余して『人間失格』を読み始め、何のために生きているのか自分に問いたいと思っている。毎日の奔走に本当に意味があるのか、結果が出るのか。 

この疑問はずっと私の心の中に残っている。先日、新入生が学校に来て、運動場は何日もにぎやかになった。私も勉強があまり好きではない。ルームメイトと一緒に運動場を散歩しながらショーを見ていた。私は本当に夜に散歩に出たのは初めてだ。運動場で踊る学生、健康のために運動する学生、一緒に座ってトランプをする学生の姿を見て、今回は青春の活力を徹底的に感じた。気づいたのは、以前は自分を小さな輪に閉じ込めて、自分を縛っていたことだ。成果と夢は自分の足手まといになり、プレッシャーになった。いったいどのくらいこの素晴らしい世界を見ていないのか!夢を抱いて、努力を続けて、成果にこだわらない、これこそ青春のあるべき姿だ! 

人生はいったい何のために生きているか、自分のために生きているのかな! 

                                                  『人間失格』

 

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