音楽、私に力を与えてください
白儀寧(河北北方学院)
音楽は世界中の共感を呼び、音楽は人の心を癒すことができる。
世界経済の発展に伴い、人々の生活は豊かになってきた。しかし、それに伴い、みんなの悩みも多くなってきた。こういう時、音楽を聞くことは人々のリラックス方法になる。私も音楽を聞いたら、気持ちがよくなる。
『けいおん!』は私の一番大好きな日本のアニメだ。去年の冬休みの前、私の心の爆弾が爆発寸前だった時、友達に勧められてこのアニメを見た。今でも、たまに見返したりして日本語を勉強している。
このアニメは、女子高校生バンド「放課後ティータイム」の話で、廃部寸前だった軽音楽部に主人公の一人、平沢唯が加入しバンドのボーカルを担うところから話は始まる。『けいおん!』は音楽、友情、愛の詰まった物語だ。唯ちゃんはとても可愛くて無邪気な人だ。最初は勘違いして入ったバンドでも、頑張っている唯ちゃんの姿も好きだ。彼女以外の「放課後ティータイム」バンドのキャラクターも生き生きして、活気に満ちている。
毎回『けいおん!』を見終わった後、心身ともに癒された。「Don’t say “lazy”」と言う歌はこのアニメの中で私の大好きな歌だ。そして、私が一番好きな歌詞は「大事なのは自分 認めてくこと、自分を許さなきゃ 他人も許せない」だ。
お人好しの性格のせいで、私はいつも精神的エネルギーロスをするタイプだ。
クラス委員を務めていて、私はいつもクラスのために働いている。巨大なストレスにいつも押しつぶされそうだ。でも、そんな時に『けいおん!』を見て、曲を聞いて、私は変わった。私は自分を第一に考えて、自分に大きなストレスを抱えないようにしている。こうして、仕事と勉強のバランスをとって、気持ちもだんだん良くなってきた。
同時に、私もこのアニメを通じて日本の高校生の余暇生活に対して興味が湧いてきた。彼らは思う存分音楽を楽しむことができて、またこの音楽がもたらした力を他の人に伝えることができる。
日本の音楽はとても面白くて、私はいつの日か日本に行って生のバンドの演奏を聞きたくなった。音楽に国境はなく、音楽を愛するすべての人にその力を伝えることができる。
悲しくて、退屈なときは、時間をかけて『けいおん!』を見たり、歌を聞いたり、平沢唯さんたちと同じように小さなバンドを組みたいと思ったりすることもある。音楽の楽しさに包まれると、周りの悲しみはすべて歌声とともに消えてしまうからだ。
これが、『けいおん!』が私たちに伝えたい、音楽の魔力だと思う。
楽しいことも悲しいことも、音楽の魅力は自分で感じる必要がある。生活を面白くするために、もっと音楽を聞こう。
音楽、私たちに力を与えよう!