永遠に枯れない友情の花
范若涵(ハルビン工業大学)
「君と夏の終わり、将来の夢、大きな希望、忘れない。」
この歌詞を聞くと、この『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない』というアニメを思い出す人もいるのではないでしょうか。このアニメには友情、生命、私達の持っているすべてと言った多くのテーマが含まれています。そして、このアニメで一番感動的で重要な点は、友情という軸だと思います。
ヒロインのめんまは事故でこの世を去りましたが、彼女の魂はまだこの世に残っています。主人公の仁太だけが彼女が見えます。めんまはみんなが再び仲良くなることを願っています。彼女がいなくなったことでみんなを悲しませたくないので、仁太はみんなを秘密基地に集めて秘密の行働を始めます。誰もがめんまの死には自分が関係していると思っていたので、彼女に申し訳なく思っていました。しかし私たちはいつも自分がどれだけ多くのものを持っていたかを知らずに、あまりにも多くのものを見逃していることに気が付きます。この過程で、彼らは再びお互いの思い出を見つけました。苦しくて悲しくても、逃げたり忘れたりしません。その代わり、思い出を通じて、めんまに対する思いや感謝の気持ちを表現しました。このアニメは死に直面する時ある積極的な態度を現しています。それは、生命を大切にし思うこと、過去のすばらしい追憶に感謝すること、及び勇敢に未来の生活に対面することです。
私達にとっても同様で、人生の列車が進む過程で、いつも新しい人が現れて古い人は日常生活から退出します。私もかつて仲の良い友達がいました。しかし、違う学校に進んだため、だんだん関系が薄くなりました。私はいつも寂しさを感じていましたが、新しい友達を作りたくありませんでした。それは、新しい友達ができてもいつか別れると思ったからです。しかし、このアニメを見て、私は深く感動しました。めんまが来たことで、止まっていた時間が前に進みます。ばらばらになっていた友達が集まり、友情を取り戻しました。もう会えないとわかっていても、今を大切に生きているのです。その後、私は新しい友達ができたり、いつもかけていた電話番号を検索して勇気を出してかけてみたりするようになりました。
「俺たちは大人になっていく、どんどん通り過ぎる季節に、道端に咲く花も移り変わっていく。」私たちは成長し続けていますが、私たちの友情はいつまでもあの花のように輝いて咲き続けます。
今の私は真心を持っています。今は一緒にいなくても、私は依然として心から「ありがとう」と言いたいです。私達は最終的に、お互いの関係に感謝し、花が咲くように、友情を忘れずに自分自身の目標に向かって努力し続けます。