天津の中・小学校の始業式、伝統文化を学ぶ授業が人気を博

2018-02-27 13:55:32

 

226日、天津市の中・小学校の新学期が正式に始まった。今学期には、多くの学校で「伝統文化教育」を最初の授業として行い、豊富多彩な活動によって、中国の伝統文化を青少年たちの学習生活の中に溶け込ませた。

26日早朝、天津市実験小学校の始業式で、多くの児童が特別なプレゼント――家からの手紙――を受け取った。「大切なわが子よ、パパもママもあなたが新たな一年たくさんの本を読み、読書することを習慣の一つとしてほしいと願っています」「わが子よ、時間とは公平なもので、あなたが怠けたからといって時間をたくさんもらえることはなく、ただ時間をうまく使う人だけが成功するのです」などなど。両親はこうした「家からの手紙」によって、子どもに繰り返し念を押し、幸せを祈っている。面白いことに、こうした家からの手紙の中には手で書いたものも少なくなく、毛筆を使って書いたり、詩歌を記したり、印鑑を押したり、中国の伝統文化を代表する要素を使用する人も少なくなかった。「家からの手紙は中国の優れた伝統文化の一つの象徴であり、われわれはこうした交流方法で子供たちに伝統文化を愛することを奨励すると同時に、感謝の気持ちを学んでほしいと思っています」と、実験小学校の楊立軍校長は語る。

実験小学校の子どもたちが、自分の「家からの手紙」を受け取って興奮したとき、一風変わった書道展示活動も正式な幕を開けた。和平区鞍山道小学校の始業式で、子どもたちは李慶東校長と一緒にその場で墨痕鮮やかに筆を振るい、祖国や学校、互いに対する祝福を自分の書道作品の中に記した。「書道はずっとこの学校の特色でした。われわれは児童たちが書道の魅力を感じ続けると同時に、さらに伝統文化の中から中国の智慧をくみ取り、中国精神を高揚させ、中国的価値を伝播していってほしいと願っています」と李校長は語る。

2018227日 天津ネットより 、編集=L)

 

人民中国インターネット版 2018年2月27日

 

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