許鏡清西遊記ミュージックシーンコンサートが天津にて開催

2018-08-01 15:29:24

92日、とても情感的で、子どもから大人まで一家そろって楽しむことのできる「許鏡清西遊記ミュージックシーンコンサート」が天津体育館で行われる。このコンサートは86年版テレビドラマ『西遊記』のすべての音楽作品のオリジナル製作者である許鏡清が、人々に西遊記の世界を味わってもらおうと心を込めて演出するものである。

トップクラスの著名作曲家である許鏡清はここ30年余りの間、『西遊記』の音楽に身を捧げており、1986年の楊潔による『西遊記』のすべての音楽と歌曲をつくりあげ、1987年には、『西遊記』撮影チーム「斎天楽」春節晩会のためにすべての音楽と歌曲を創作し、2011年には張紀中による新版『西遊記』の歌曲と音楽を担当した。

29日、梅江会展センターN6館で開かれた「許鏡清西遊記ミュージックシーンコンサート・ファンとの集い」で、許鏡清は今回のコンサートの見どころの一部を紹介した。

彼は、「西遊記の中の一部の古典的名場面が舞台の上に蘇り、水簾洞、天宮などの一連のシーンが再現され、観客に西遊記の世界を思い出させ、その中に身を置くという素晴らしい体験を味わってほしいと思っています」と紹介した。

このほか、六小齢童、遅重瑞、馬徳華、劉大剛の「師徒4人」が初めて同じ舞台で西遊記の主題曲を歌い、玄奘に扮した遅重瑞がさらに唐僧抒懐』『晴天月児明を歌い、玄奘が乗る白竜馬もまた舞台に登場する。そのほか、馬徳華もロック版『猪八戒の歌』を歌い、観音菩薩に扮した左大玢、如来に扮した朱竜広なども神秘的なその姿をみせる。

『西遊記』は中国の四大古典名著の一つで、その中には、困難を恐れず、初心を忘れず、堅い信念を持つなどといった中華民族伝統文化の精髄ともいえる精神が体現されており、それはまたこのコンサートの中心的内容ともなっている。

「西遊記精神は永遠に廃れることなく、時代はこのような精神を必要としているので、私はこの精神を伝えなければなりません」と許鏡清は語る。(新華網記者・周潤健)

 

   

 

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