トロント国際映画祭が開幕 中国映画も数多く上映

2018-09-10 12:20:22

 

43回トロント国際映画祭(TIFF)が現地時間6日に開幕した。中国大陸部からは映画十数作品が今回の国際映画の祭典に登場する。中国新聞網が伝えた。

340作品以上の映画が今回の映画祭が行われる11日間にわたり一挙上映される。中国の著名映画監督張芸謀(チャンイーモウ)の新作「影(Shadow)」と姜文(ジャンウェン)監督の「邪不圧正(Hidden Man)」がガラプレゼンテーション部門に登場し、それぞれ北米初上映と海外初上映となる。映画祭組織委員会が発表した情報によると、監督2人は同映画祭に出席するため、トロントに姿を現すという。

また、賈樟柯(ジャジャンクー)監督がメガホンを取った「江湖儿女(Ash Is Purest White)」が同映画祭のマスターズ部門に登場するほか、チベット族の万瑪才旦(pema tseden)氏の新作「撞死了一只羊(Jinpa)」がコンテンポラリーワールドシネマ部門に登場し、北米初上映となる。

昨年の同映画祭でプラットホーム部門の審査員を務めた陳凱歌(チェン カイコー)監督は中日合作映画「空海―KU-KAI―美しき王妃の謎」の6分間に及ぶ予告映像を携え、同映画祭に出席した。今回の映画祭期間中、同作品のダイジェスト映像がスペシャルプレゼンテーション部門にて上映される。また同部門では、侯孝賢(ホウシャオシェン)監督がプロデュースし、劉傑(リウジエ)が監督、楊(ヤンミー)が主演した「宝貝児(BABY)」が世界初上映となる。

さらには田壮壮(ティエンチュアンチュアン)監督と若手監督の白雪(バイシュエ)が手掛けた「過春天(The Crossing)」はディスカバリー部門にノミネートされ、同部門のオープニング作品として世界初上映される。

 

「人民網日本語版」2018910

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