2020年2月19日、四川省臥竜国家級自然保護区内に設置された赤外線カメラが捉えた白いパンダ。(成都=新華社配信)
【新華社成都1月17日】中国のジャイアントパンダ国家公園管理局は15日、四川省臥竜に設置された赤外線カメラが昨年2月に撮影した世界で唯一の白いジャイアントパンダの映像を公開した。白い野生のパンダの姿が公開されるのは2019年5月以来となる。
臥竜で白いパンダの保護研究プロジェクトを進める譚迎春(たん・げいしゅん)氏によると、今回撮影された映像から、白いパンダは19年当時と比べ、体がかなり大きくなっていることが分かる。体毛も当時は全身白色だったが、四肢に淡い金色が目立つようになった。年齢は推定3歳前後。昨年2月に2度撮影に成功しているが、いずれも単独で行動しており、母親から離れて「自立」した個体と考えられる。
北京大学生命科学学院研究員の李晟(り・せい)氏によると、遺伝子変異によって白化したとみられる。アルビノ(白色個体)は体内で色素の合成ができず外見上は白や金白色、薄い金色になるが、動物個体の生存に影響があるとは限らないという。
2020年2月19日、四川省臥竜国家級自然保護区内に設置された赤外線カメラが捉えた白いパンダ。(成都=新華社配信)
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