中国科学院海洋研究所が16日に明らかにしたところによると、同研究所の閻軍氏の科学研究チームが研究開発した「中科海開拓」シリーズ深水可視化・制御可能沈積物柱状サンプリングシステムの装備成果転化が完了し、正式に中国地質調査局青島海洋地質研究所の地球物理探査船「海洋地質9号」に配備された。科技日報が伝えた。
「中科海開拓」シリーズ3500メートル級深水可視化・制御可能沈積物柱状サンプリングシステムは地球物理探査船「海洋地質9号」に搭載され、南中国海の水深1778メートルで海上試験・検収を終えた。単柱、連続的で、小撹乱沈積物柱状サンプルを15.83メートル取得し、サンプル採取率が88%にのぼった。同サンプリングシステムの設計上最大のサンプル採取全長である15メートルを上回り、同海域における姿勢・方位情報を持つサンプルの最長記録を達成し、青島海洋地質研究所の地質サンプル採取全長の記録(9.5メートル)を大幅に更新した。
「人民網日本語版」2021年4月22日
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