メーデー連休、中国の国内観光収入は約1.9兆円に

2021-05-07 10:42:34

 

空から撮影した貴州省黔東南苗族侗族自治州黎平県肇興侗寨。(撮影凃敏)

 

文化観光部(省)がこのほど明らかにしたところによると、試算の結果、2021年メーデー連休期間に、全国の国内観光客は前年同期比119.7%増の延べ23千万人に上った。比較可能なデータで計算すると、新型コロナウイルス感染症の発生前の同期の水準の103.2%まで回復した。国内観光収入は前年同期比138.1%増の11323千万元(1元は約16.9円)に上り、比較可能なデータによると感染症発生前の77.0%まで回復した。人民網が伝えた。

中国観光研究院の調査によれば、観光客の32.0%が「オンライン予約を体験」し、33.0%が「QRコードスキャンや顔認証などのペーパーレスチケットで観光地入りを体験」し、98%が「観光地の予約システムを受け入れ」ていた。

連休期間中、全国のAランク観光地計約12千ヶ所が通常通りに営業し、全国のAランク観光地の約90%を占め、全国の最高ランクの5Aランク観光地の受け入れ観光客数はのべ約4800万人だった。農村地域の人々が旅行に出かけた割合は14.3%に達し、割合は上昇を続けている。

今年は中国共産党創立100周年にあたり、赤色観光(革命ゆかりの地をめぐるツアー)が人気だ。文化的要素が観光目的地の観光客誘致力を強化し、観光客の体験を向上させる重要な要因となっている。

 

湖北省麻城市の亀峰山景勝地では10万ムー(1ムーは約6.7アール)にわたって広がる満開のツツジが観光客を迎え入れた。(撮影・余■<王へんに路>)

 

雲南省昆明市教場北路ではジャカランダが満開のシーズンを迎えた。(撮影・余振剛)

 

河南省洛陽市の二里頭夏都遺跡博物館を参観する観光客。(撮影・霍亜平)

 

54日、遼寧省の武漢支援医療チームの隊員が家族を連れて湖北省の襄陽古城の城壁を参観する様子。(ドローンで撮影)

 

「人民網日本語版」202156

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