北京冬季五輪・パラリンピック組織委員会執行副会長を務める張建東北京市副市長

IOC北京冬季五輪・パラリンピック調整委員会のサマランチ会長によるビデオメッセージ

2022年北京冬季五輪・パラリンピックの準備状況を中国に駐在する各国外交使節に紹介するための初の説明会が21日、北京で行われました。70余りの国の約120人が出席しました。

北京冬季五輪・パラリンピック組織委員会執行副会長を務める張建東北京市副市長は、競技施設やインフラの建設、大会の運営、サービス、国際交流と協力などについて紹介しました。

それによりますと、すべての競技施設が竣工し、ウィンタースポーツの各競技連盟の承認を得ており、選手村の建設の主な部分も完了しました。今年初めには、雪上競技と氷上競技のテスト大会も行われ、北京冬季五輪・パラリンピックの開催に向けた良い検証となったということです。

また、国際オリンピック委員会（IOC）北京冬季五輪・パラリンピック調整委員会のサマランチ会長は説明会にビデオメッセージを寄せ、大会の準備を高く評価し、大会の成功に向けた自信を示しました。

このような説明会は今年下半期と来年初めにも引き続き行われる予定です。

中国国際放送局　日本語版より　2021年5月23日