「もしも目が見えるなら、まず伴走者の顔を」=パラ陸上金・劉翠青

2021-08-30 12:58:40

28日午前、東京パラリンピックの陸上女子400メートル(視覚障害T11)決勝で、中国の劉翠青選手が5625で優勝し、パラリンピックの記録を更新しました。

これにより、中国代表団の獲得した金メダルは20個になりました。

パラリンピックの陸上競技では、視覚障害のある選手は10センチメートルのロープを伴走者とつなぎ、共に走ります。劉選手は「もしも目が見える日が来るなら、まず伴走者の顔を見たい」と話しました。伴走者の徐冬林さんは、劉選手にとって5人目のパートナーで、7年間にわたって共にトレーニングしてきました。

徐さんは劉選手について、「今回の成績は、彼女の生まれ持った才能と努力によるものだ」と、誇らしげに語りました。(CRI日本語版より 2021830日)

 

2016年、ベルリンで行われたローレウス世界スポーツ賞の受賞式に出席した劉翠青選手

 

東京パラリンピックに出場した劉翠青選手と伴走者の徐冬林さん

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