国際卓球連盟(ITTF)は7日、会長や副会長を含む執行委員会メンバーの立候補者を発表しました。中国卓球協会会長の劉国梁氏がITTF副会長に立候補していることが分かりました。
今年11月に米ヒューストンで開催されるITTFの年次総会で投票が行われます。会長の立候補者はスウェーデンのぺトラ・ソーリング氏のみです。劉国梁氏を含む17人が、8人の枠がある副会長に立候補しています。
中国卓球界のリーダーである劉氏は、ITTF会長の最有力候補者とみなされていました。しかし、会長に立候補する上での準備作業は複雑で、東京五輪に向けた中国代表チームの準備期間と重なったため、劉氏は中国代表の五輪準備に全身全霊を捧げられるように、会長への立候補を諦め、副会長に立候補することを決めました。
これについて、ITTFのCEOのスティーブ・デイントン氏は「劉国梁氏の決定に感心する。今回の会長選は劉氏にとって最高のチャンスだった。劉氏はベストの候補者であるはずだ。中国卓球協会会長の責任を真面目に履行し、東京五輪の準備を優先した劉氏のことを尊敬する」と述べています。
東京五輪で卓球の試合を観戦する劉国梁氏
劉氏が率いる中国代表は東京五輪で金メダル4個、銀メダル3個を獲得。大会後のインタビューで、劉氏は「中国の卓球を世界と共有するという理念を実施してきた。今後はITTFのメカニズムをさらに研究し、各メンバーの現状を理解し、中国卓球の成功した経験を世界に伝えていく。また、世界の卓球界の発展という角度から卓球というスポーツの将来をより深く考え、卓球が世界各大陸で共に発展できるように取り組んでいきたい」と話しました。
(CRI日本語版より 2021年9月9日)
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