「持続可能な開発のビッグデータ国際研究センター」を訪ねて

2021-09-10 14:56:45

 

 

中国科学院北京新技術拠点内に設けられている「持続可能な開発のビッグデータ国際研究センター」(以下「同センター」)の「SDGs意思決定サポート及び総合展示ホール」地球ビッグデータクラウドインフラ学科駆動プラットフォーム方針決定サポートシステム統合ホールで8日、一部の科学研究者が記念撮影を行った。同ホールは学際融合によるSDGs情報抽出及び協同分析、ビッグデータ意思決定サポートサービス、総合的な展示を実現している。新華網が伝えた。

世界初のビッグデータで国連の「持続可能な開発のための2030アジェンダ(SDGsSustainable Development Goals)」に寄与する国際科学研究機関である同センターは6日、北京で設立された。同センターは中国科学院が建設。主にSDGs達成の重大な需要を見据え、学際融合の持続可能な開発ビッグデータクラウドサービスシステムプラットフォームを構築。また、世界SDGsモニタリングアセスメント体制を立ち上げ、世界的な影響力を持つ同センターを作ることで、国連と中国のSDGsに向け科学技術のサポートを提供していく。

 

科学研究者は8日、「持続可能な開発ビッグデータプラットフォームシステム」で、プラットフォームの運行状況をチェックする様子。同プラットフォームは中国初のSDGs向けのビッグデータクラウドサービス基礎プラットフォームで、一般人や科学研究者、意思決定者などの各ユーザーにデータ計算や分析、展示、サービス共有などの「ワンストップ」のSDGsサービスとデータ公共財を提供できる

 

中国科学院北京新技術拠点の持続可能な開発のビッグデータ国際研究センターで8日、科学研究者がドローンプラットフォームを使い、マルチソース・超高分解能地上観測データを取得し、3次元再構築を実現

 

中国科学院北京新技術拠点の持続可能な開発のビッグデータ国際研究センターで8日、自主研究・製造した傾斜撮影航空測量カメラを見せる科学研究者

 

中国科学院北京新技術拠点の持続可能な開発のビッグデータ国際研究センターの科学研究棟

 

「人民網日本語版」2021910

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