雲南の自然保護地、全省の国土面積の14.32%に

2021-09-23 10:14:28

 

雲南大山包オグロヅル国家級自然保護区内で群れをなすオグロヅル(2021319日撮影)。(撮影新華網 趙普凡)

 

16日に行われた「COP15春城の招待」雲南生物多様性保護シリーズ記者発表会で明らかになった情報によると、雲南省は現在の時点ですでに362カ所の自然保護地を建設している。その総面積は5495800ヘクタールで、全省の国土面積の約14.32%を占めている。新華網が伝えた。

1958年に1カ所目の自然保護地であるシーサンパンナ自然保護区が建設されてから、雲南省は国家公園体制試行エリア、自然保護区、景勝地など11タイプ362カ所の自然保護地を相次いで建設している。うち国家公園体制試行エリア1カ所、自然保護区166カ所、景勝地66カ所、森林公園58カ所、湿地公園19カ所、地質(鉱山)公園14カ所、砂漠(岩石砂漠)公園6カ所、治水景勝地23カ所、世界自然遺産3カ所、世界ジオパーク2カ所、国際重要湿地4カ所。

雲南全省の自然保護地の面積は現在の時点で5495800ヘクタールで、全省の国土面積の約14.32%を占めている。種類の豊富な、機能が多様な自然保護地体制をおおよそ形成し、全省の90%の重要生態系、85%の重点保護野生動植物、圧倒的多数の重要な自然遺跡を効果的に保護している。中国の西南地域における生態保護地帯の建設、国の生物生態安全の維持に向け重要な貢献を成し遂げている。

 

無量山国家級自然保護区のカオヴィットカンムリテナガザル(202134日撮影)。(撮影・新華網 趙普凡)

 

高黎貢山国家級自然保護区内で撮影されたスローロリス(資料画像)。(撮影・新華網 毛三)

 

瀘沽湖省級自然保護区内で撮影された海菜花(2019623日撮影)。(撮影・新華網 陳暢)

 

老君山九十九竜潭景区内で咲き誇るツツジ。老君山は麗江市の西部に位置する、世界自然遺産「三江併流」の8大エリアの一つ(2020425日撮影)。(撮影・新華網 和紅艶)

 

香格里拉普達措国家公園体制試行エリアの一部(2020827日撮影)。(撮影・新華網 趙普凡)

 

「人民網日本語版」2021923

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