敦煌 砂漠を黄金色に染めるコトカケヤナギ
2021-09-23 16:49:07
美しく神聖な文化の象徴として、敦煌は多くの人の心に深く刻まれている。多くの人がこの名前に、作家・余秋雨が敦煌について記したエッセイ『文化苦旅』の一節や、落日の砂漠を歩くラクダのキャラバンの姿を思い浮かべる。遥か遠くより響くキャラバンの鈴の音が聞こえてくるようだ。しかし、広大なゴビ砂漠と中原に隔てられた敦煌に、木々が生い茂る湿地・西湖があり、コトカケヤナギが周囲を黄金色に染めながら秋風に揺れる詩的な風景が見られることを知る人は少ない。
秋の盛りの10月、敦煌市の莫高鎮、黄渠鎮、七里鎮にあるコトカケヤナギの林は一面黄金色に輝き、めったに人が足を踏み入れない西湖の湿地帯に広がる野生のコトカケヤナギ林はこの世の仙境のような光景を見せる。
提供:敦煌市文化・スポーツ・放送・観光局