冬季五輪が「北京時間」に、世界が氷雪の祭典に赴く

2021-10-29 13:12:48

北京冬季五輪は27日で開幕まで残すところ100日となった。五輪は再び「北京時間」に突入した。「環境に良い影響」「地域の新たな発展」「生活をより良く」という3つの目標を立脚点とし、北京市街地、延慶区、張家口市崇礼区の23エリアが協力し、招致時の約束を具体的な措置とし実行するため取り組んでいる。

特色ある高水準の冬季五輪の開催は、中国の約束であり世界の期待でもある。北京は初の夏季冬季五輪開催都市になる。中国が実際の行動により五輪精神と中華スポーツ精神を活き活きと示し、また全世界に期待を裏切らないスポーツの祭典をもたらすことを誰もが信じている。

北京冬季五輪の招致成功後、京津冀(北京天津河北)協同発展の促進、一般人によるウィンタースポーツの大々的な発展、会場建設のグリーンで低炭素な方針、「京張スポーツ文化観光ベルト」の形成など、各方面の準備作業が系統的に計画され、秩序正しく推進されている。五輪の準備、五輪への参加、五輪への貢献は、一つの民族の向上心、一国の力強く奮進する活力を示した。

2022年冬季五輪の準備及び開催のプロセスは、一国の現代化建設をアピールする最良の場だ。世界初のスマート高速鉄道である京張高速鉄道は、冬季五輪に交通施設の相互接続を提供する。張家口の風力エネルギーと太陽光エネルギーが北京に送電され、北京冬季五輪の全会場が来年「グリーン電力」を100%使用する。国家スピードスケート館は新型CO2冷却剤を採用し、炭素排出量をほぼゼロにする。中国が冬季五輪を開催するのは、最高水準のスポーツの舞台を作り、ウィンタースポーツの尽きることなき魅力を示すためだけでなく、冬季五輪を契機とし経済社会の高品質発展を促し、社会主義現代化建設のペースを上げるためでもある。

新型コロナウイルスの感染拡大の不確実性を受け、感染対策の徹底が2022年冬季五輪パラリンピックの成功の鍵、大会準備作業の最重要事項になっている。感染症の試練を受け、世界は今まで以上に応援を必要としている。

冬季五輪の足音が近づいてきた。氷と雪の上で会い、心を熱く燃やそうではないか。(筆者謝偉鋒中国網時事コメンテーター)

「中国網日本語版(チャイナネット)」20211028

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