北京冬季五輪の競技会場・国家バイアスロンセンターのコース設営開始

2021-12-20 13:27:08

 

 

北京冬季五輪パラリンピック開催期間中、張家口競技エリアの国家バイアスロンセンターでは数多くの競技が行われる予定です。今月28日から31日にかけて行われる北京冬季五輪のテスト大会「相約北京(北京で会いましょう)」――「バイアスロン国際トレーニングウィーク」に向けて、このほど、張家口競技エリアの国家バイアスロンセンターではコースの設営が始まり、テストイベントの多くの準備作業も進められています。

国家バイアスロンセンターでは、北京冬季五輪期間中にバイアスロンが行われ、11枚の金メダルが誕生します。また、冬季パラリンピック期間中では、バイアスロンとクロスカントリースキーが開催され、38枚の金メダルが誕生することになります。バイアスロン国際トレーニングウィークの開催が近づくにつれて、準備作業も最終段階に入りました。競技場では、造雪機や圧雪車が忙しく作業を行い、スタッフが機械設備を操作してコースを設営しています。

国家バイアスロンセンターは北京冬季五輪パラリンピック開催期間中の利用時間が最長となる競技会場です。2018年から2021年の同時期の気象データの分析によりますと、競技期間中、北京冬季五輪の競技コースの平均気温は約マイナス10度、最低気温はマイナス28度、冬季パラリンピック期間の平均気温はマイナス3度、最低気温はマイナス20度前後になっています。気象などの状況を考慮して、国家バイアスロンセンターの造雪量や雪面の厚さも相対的に高くしているということです。

「中国国際放送局日本語版」20211219

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