三星堆遺跡と金沙遺跡 世界遺産に共同申請

2021-12-24 14:39:13

三星堆遺跡と金沙遺跡の世界文化遺産登録の共同申請に関する業務推進会がこのほど、四川省広漢市で開かれました。会議では、三星堆遺跡管理委員会と金沙遺跡博物館が世界遺産共同申請をめぐる提携契約を結び、今後、世界文化遺産登録申請および研究陳列展示宣伝普及などの面で連携することで合意しました。

黄金の仮面

 

青銅縦目仮面

 

三星堆遺跡は2001年に世界文化遺産への登録申請作業を開始しました。2006年、三星堆遺跡と金沙遺跡は共に「古蜀文明遺跡」として「中国の世界文化遺産準備リスト」に登録され、さらに2012年、更新後の「準備リスト」に再び登録されました。

 

金面人頭像

 

青銅戴冠縦目仮面

 

これにより、双方は三星堆遺跡と金沙遺跡をひとくくりにし、国連教育科学文化機関(ユネスコ)に世界文化遺産への登録を共同申請することになります。また、文化財の保護や修復、国家考古遺跡公園の建設、博物館学などの分野での協力を強化していくとしています。

CRI日本語版より 20211224日)

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