伝統的なのに新しい!北京老舗の中華菓子

2023-03-24 16:45:00

 

北京市東城区に2021年8月に開店した北京の老舗菓子メーカー稲香村の旗艦店「稲香村零号店」は、開店から現在まで週末になると2時間待ちは当たり前といった長蛇の列ができる人気店。そして3月24日、今度は同市朝陽区に旗艦店としては2店舗目となる「稲香村零号店廿四節気店」が開店した。こちらの「零号店」もこじんまりした店構えで、店内の片側には赤壁に黄色の屋根、石橋などがデザインされ、もう片側には生産スペースとショーケースが並び、ガラス越しに職人たちが菓子を作る様子を見ることができる。

同店は二十四節気をテーマとした店舗で、二十四節気限定のお菓子も販売されるという。その他にも、同店のみ限定販売のお菓子もあり、山河が描かれたイチゴロールケーキや、美しく花開いた揚げ菓子、扁額や玉璽、頬紅入れなどの形を模したお菓子まで、伝統的な要素を盛り込んだデザインに、チーズやチョコ、クリームといった若者にも人気の食材を上手く組み合わせている。また1個4~10元(約80~200円)ほどと手頃な値段設定も人気の秘密かもしれない。(文・玄番登史江)

「人民網日本語版」2023年3月24日

 

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