工業・情報化部と上海市、人型ロボットイノベーションセンターを共同建設

2024-05-22 17:22:00

工業・情報化部(省)と上海市人民政府は17日、上海市で戦略的協力協定に調印した。国・地方による人型ロボット共同建設イノベーションセンターが同日、発足した。上海市党委員会書記の陳吉寧氏、上海市党委員会副書記兼市長の龔正氏は、工業・情報化部部長の金壮龍氏と会談した。中国新聞網が伝えた。

陳氏は、「新たな部・市協力協定の調印を契機に、自身の優位性をより良く発揮し、工業資源の恵まれた条件を活用し、各種活動を着実に実行に移す。製造業の先端化、スマート化、グリーン化のチャンスをつかみ、工業の基礎安定においてトランスフォーメーションと高度化をしっかり行い、3大先導産業の発展に注力する。生産性サービス業のエンパワーメント効果を発揮し、産業の新たな優位性の構築を急ぎ、国家戦略及び全体的な発展により良く寄与する」と述べた。

金氏は、「当部は先進製造業の発展、イノベーションの担い手の構築、一流企業の育成、工業分野の設備更新、工業遺産の保護・利用などの面で部・市協力を深める。製造業の先端化、スマート化、グリーン化発展を急ぎ、上海の『5つのセンター』と現代化建設をより良くサポートする」と述べた。

金氏と龔氏は調印式に出席し、双方を代表し協力協定に調印し、共に同センターの除幕を行った。

協力協定によると、部・市双方は協力メカニズムを深化・整備し、上海の「5つのセンター」建設という重要な使命に焦点を当て、「4大機能」の強化に注力する。上海が新たな質の生産力の発展を加速させ、新型工業化の推進に力を入れ、現代化産業システムの構築に注力することをさらに支援する。上海が3大先導産業の先進地の建設や製造業重点産業クラスターの構築、重要産業チェーンプラットフォームキャリアーなどの設立を支援し、上海の製造業の質の高い発展を加速的に推進する。(編集YF)

「人民網日本語版」2024年5月21日

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