立冬
2021-11-02 17:38:58
二十四節気は中国の世界無形文化遺産で、東アジア諸国と共有されている。日本の大家による節気に関する俳句の中国語訳コーナーは、開始から数年、読者の皆さんの好評を得てきた。今年からは、中国の文人による節気を賛美した詩歌も追加し、東方諸国の詩歌の「和して同ぜず」の美感を体感できるようにした。さらに、中国の著名な篆刻家・書道家の駱芃芃さんを迎え、手書きの俳句と漢詩に加え、彼女の節気に関する篆刻作品も掲載することとした。「俳、詩、書、印」の調和の美を共に鑑賞しよう。
王丹丹=イラスト
立冬 十一月七日
{りっとう}立冬の{ばんり}万里の{ちょうじょう}長城{め}眼に{い}入れし
(中野蜂光子)
今日迎立冬
万里长城浴朔风
兀然入眼中
(王衆一 訳)
立冬万里长城在
雄壮英姿入眼来
(王岩 訳)
{ちゃ}茶の{はな}花に{たがや}耕す{ひと}人や{くも}雲{ひく}低し
(島田青峰)
茶花独吐艳
农夫持锄犹耕田
铅云正低悬
(王衆一 訳)
人耕一片茶花里
空碧浮云朵朵低
(王岩 訳)
簡体字(中国)・常用漢字(日本) 対応表
长-長 风-風 艳-艶 农-農 犹-猶 云-雲
漢詩
《立冬前一日霜对菊有感》
(宋)钱时
昨夜清霜冷絮裯
纷纷红叶满阶头
园林尽扫西风去
惟有黄花不负秋
{りっとうまえいちじつ}立冬前一日{しも}霜{きく}菊に{たい}対して{かん}感{あ}有り
{せんじ}銭時(宋)
{さくや}昨夜{せいそう}清霜{じょちょう}絮裯{ひ}冷える
{ふんぷん}紛紛として{こうよう}紅葉{かいとう}階頭に{み}満つ
{えんりん}園林掃き{つく}尽して{せいふう}西風{さ}去る
{ただ}惟{おうか}黄花{まけ}負ず{あ}有り
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