小寒
2022-01-04 09:22:01
二十四節気は中国の世界無形文化遺産で、東アジア諸国と共有されている。日本の大家による節気に関する俳句の中国語訳コーナーは、開始から数年、読者の皆さんの好評を得てきた。昨年からは、中国の文人による節気を賛美した詩歌も追加し、東方諸国の詩歌の「和して同ぜず」の美感を体感できるようにした。さらに、中国の著名な篆刻家・書道家の駱芃芃さんを迎え、手書きの俳句と漢詩に加え、彼女の節気に関する篆刻作品も掲載することとした。「俳、詩、書、印」の調和の美を共に鑑賞しよう。
王丹丹=イラスト
小寒 一月五日
{しょう/かん}小寒の{あめ}雨{ふ}降る{やみ}闇に{わか}別れけり
(高澤良一)(駱芃芃 書)
小寒冻雨淋
雨夜告别心上人
茫茫夜深沉
(王衆一 訳)
挥手自兹离别去
小寒冷雨夜昏沉
(王岩 訳)
{こう}香{た}焚くは{ひと}人{ま}待つに{に}似て{かん/ぼ/たん}寒牡丹
(西川織子)(駱芃芃 書)
袅袅香火燃
似是苦等伊人现
凛凛寒牡丹
(王衆一 訳)
焚香似待人来访
庭上雍容寒牡丹
(王岩 訳)
漢詩
《送季平道中四绝·其一》
(宋) 郑刚中
霜风落叶小寒天
去客依依马不鞭
我最平生苦离别
可能相送不凄然
{き・へい}季平を{おく}送る{どうちゅう}道中{し・ぜつ}四絶・{そのいち}其一
{ていごうちゅう}鄭剛中({そう}宋)
{そうふう}霜風{らくよう}落葉{しょうかんてん}小寒天
{さ}去る{きゃく}客{いい}依依として{うま}馬{むち}鞭うたず
{われ}我{へいせい}平生{もっと}最も{く}苦は{りべつ}离别なり
{あた}能うべき{せいぜん}凄然ならず{あい}相{おく}送る
チャイナネット | 北京週報 | 中国画報 | 人民網日本語版 | 新華網日本語版 | 中国国際放送局 |
駐日本中国大使館 | 日中友好協会 | 東方書店 | 全国翻訳専門資格レベル試験ネット | ||
CCTV大富 | Searchina | 大連中日文化交流協会 | 中国湖南 | 中国山東網 | 故宮博物院 |
東方ネット | 沪江日語 | 中日之窓 | 博看网 | 日本通 |
人民中国インタ-ネット版に掲載された記事・写真の無断転載を禁じます。
本社:中国北京西城区百万荘大街24号 TEL: (010)6831-3990 FAX: (010)6831-3850
京ICP備14043293号-1