処暑

2022-08-22 13:59:16

二十四節気は中国の世界無形文化遺産で、東アジア諸国と共有されている。日本の大家による節気に関する俳句の中国語訳コーナーは、開始から数年、読者の皆さんの好評を得てきた。昨年からは、中国の文人による節気を賛美した詩歌も追加し、東方諸国の詩歌の「和して同ぜず」の美感を体感できるようにした。さらに、中国の著名な篆刻家・書道家の駱芃芃さんを迎え、手書きの俳句と漢詩に加え、彼女の節気に関する篆刻作品も掲載することとした。「俳、詩、書、印」の調和の美を共に鑑賞しよう。

 

処暑 二十三

{しょ・しょ}処暑の{かぜ}風つれて{い・えい}遺影の{とも}友を{とむら}訪う

松浦光子(駱芃芃 書)

处暑伴微风

凭吊故友瞻遗影

惆怅涌心中

王衆一 

轻携处暑微风至

来访友朋遗像中

王岩 

 

王丹丹=イラスト

{てん・しん}天心の{つき}月どこまでも{そ・ば}蕎麦の{はな}花

大島翆木芃芃 書)

明月挂苍穹

月下无尽是田垅

荞麦秀花容

王衆一 

天心月色清光照

无际无边荞麦花

王岩 訳

 

漢詩

秋风引

(唐)刘禹锡

何处秋风

萧萧送雁群
  朝来入庭树

孤客最先闻

 

{しゅう・ふう}秋風{いん}引

{りゅう・う・しゃく} 劉禹錫{とう}唐)

{いず}何れの{ところ}処よりか{しゅう・ふう}秋風{いた}至る

{しょう・しょう}蕭蕭として{がん・ぐん}雁群を{おく}送る

{ちょう・らい}朝来{てい・じゅ}庭樹に{い}入り

{こ・かく}孤客{もっと}最も{さき}先に{き}聞く

 

 

 

 

 

 

関連文章