2018年10月8日
9月23日、「広深港(広州-深圳-香港)高速鉄道」の香港域内区間が開通した。同日、初の北京発の高速鉄道が香港に到着した。18年間の検討、論争、延期などさまざまな曲折を経て、香港がようやく2万5000㌔の国家高速鉄道ネットワークに接続され、世界最大の高速鉄道ネットワークの一員となった。同高速鉄道により、香港は北京、上海、昆明、武漢、鄭州など本土の44都市とつながる。現在、香港-広州間は高速鉄道で最短47分、香港-北京間もたった8時間58分で着く。同高速鉄道の開通は香港と大陸間の交通手段を増やす他、貿易・人的交流なども強化する。また、香港と大陸部は「一国二制度」の枠組みの中で新たな模索を行い、政治、法律、出入境管理などにおける大規模なシステムを生みだした。