『財経』 難関を乗り越える中国の対外貿易

2022-03-24 15:28:39

 

今年1月14日、中国税関総署は、昨年の中国の物品貿易輸出入総額が39兆1000億元に達し、前年比21.4%増になったという記録的なデータを発表した。しかし、「急勾配」を登った中国の対外貿易企業はかつてないほどの圧力に直面している。多くの企業が以下のように示した。昨年以降、受注は大きく増えたものの、原材料価格の高騰や高価な海上運賃、米ドルに対する人民元の大幅な切り上げなどの影響で、利益が大幅に減り、生き残るために利益なしの生産を行ったこともある。 

今年、中国の対外貿易企業は引き続き複雑で厳しい状況に直面している。地域的な包括的経済連携(RCEP)協定の発効により、関税の優遇措置を受けると同時に、15の加盟国の対外貿易企業はRCEPの大市場で競争を始めている。コストの影響で、多くの労働集約型産業が東南アジアへの移転を加速させ、これにより中国の関連産業はグレードアップと構造調整を迫られるだろう。中国の対外貿易が新たな変革を迎え、さまざまなモデルチェンジの圧力に直面する中、メード・イン・チャイナは「安物」のレッテルを剥がし、新たなビジネスモデルと販売チャンネルを通じて、新しい発展の余地を模索している。また、対外貿易企業が難関を乗り越えるように、政府も支援措置の拡充に力を注いでいる。 

 

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