『Vista看天下』 学部・学科の調整動向

2023-08-26 18:27:00


2023年の「高考(中国の大学入学試験)」が終わり、1291万人の受験生はもう一つの重要な選択――専攻の選択に直面している。しかし、792の学部・学科を収録した18ページにも及ぶ一覧表を目の前に出されると、どうしたらいいのか分からないという気持ちが思わず生じる。専攻をうまく選ぶには、学科調整の傾向を把握しなげればならない。過去5年間、学部・学科の調整幅は毎年ほぼ5%で、主に以下の傾向がある。 

20年前に大人気だった経営学分野は、ここ5年間、関連学科の廃止の数が最も多い。 

②工学系の学科は依然として大人気。卒業生の就職率が高く、平均給与も高い。関連レポートによると、22年卒の学部生の月収トップ10の専攻は、いずれも工学系あるいは工学系と他の学科の総合的な学科だった。 

③インターネット時代の現在、人工知能(AI)とデジタル経済に関する学科は5年連続で新設数が最も多い。 

④社会的ニーズや学校の特色に応じて設置されたニッチな学科も注目されている。例えば、南京特殊教育師範学院の自閉症児教育学科とバリアフリー管理学科、北京林業大学の国立公園建設・管理学科など。 

 

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