潘維廉(米)
著者は若い頃、中国に好奇心を抱き、家族で福建省廈門(アモイ)市にやって来た。そして、中国の大学で初めてMBAコースを教えた外国人教員の一人であると同時に、改革開放後の福建省で最初に永住権を取得した外国人でもある。同書は30年の間、著者が家族へ宛てて書いた手紙の中から50通近くをよりすぐった。これは、中国に長期滞在している外国人の視点による、改革開放の歴史的過程と中国社会の大きな進歩の記録でもある。同書の出版後、かつてアモイ市で働いたことがある習近平国家主席は、著者に手紙を寄せ同書の出版を祝うと同時に著者がアモイ市のため情熱的に執筆したことを感謝した。習主席の手紙にはこう書かれていた。「私は、あなたがより繁栄と進歩を重ね、幸福に満ちた中国、世界と人類によりいっそう幸福をもたらす中国を目にすることを信じています」
(外文出版社 2018年12月 45元)