于幼軍　著

今中国の独自の発展モデルと方向性を理解しようとするならば、まず鄧小平を知るところから始めなければならない。鄧小平の名は、中国の改革開放と密接に結び付き、その時代の象徴となっている。彼が打ち出した政治主張と思想理論は、現代中国の歴史に深く影響し、中国共産党や中国人民、社会主義の運命を変えたと同時に、中国と世界の未来に影響を与え続けている。同書は、「鄧小平思想と実践の源流」「鄧小平の政治的遺産」「鄧小平の思想的遺産」「鄧小平未完の事業」という4章からなり、鄧小平思想と実践の源流を振り返りつつ、鄧氏が中国の実情に基づき、マルクス・レーニン主義の重要な基本原理を受け継いだ上で打ち立てた、新たな社会主義学説を説明している。

（外文出版社  2019年9月　60元）