閻焔 著
深圳市にある民間博物館「望野博物館」の閻焔館長が2013年、骨董品市で唐代の墓碑を手に入れた。墓碑に刻まれていた名前は、唐の開元22年(734年)に洛陽で逝去した官吏で、外国からの留学生や使節の接待などを担当した部署「鴻臚寺」の丞(現代でいう秘書長)を務めた李訓だった。そしてこの墓碑に刻まれた328文字の中に、「日本国朝臣備」という落款が見つかった。閻館長は6年の歳月を費やし、綿密な考証と調査を経て、「日本国朝臣備」は奈良時代の遣唐使・吉備真備(695~775年)であることを突き止めた。これは、日本人による最古の「日本国」の筆跡である。同書はこの墓碑の研究成果をまとめたもので、内容は李訓の生涯と家柄、職業経歴、当時起きた重大な歴史事件などについても記している。また、遣唐使が唐に渡ったことや唐代の中日関係などについても深く研究を行った。
(文物出版社 2019年12月 120元)チャイナネット | 北京週報 | 中国画報 | 人民網日本語版 | 新華網日本語版 | 中国国際放送局 |
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