(写真提供・中国国立バレエ団 撮影・時任)
1959年に創立した中国国立バレエ団は、中国バレエ芸術の頂点に位置する。同バレエ団は、西洋のクラシックバレエやモダンバレエおよび各流派のバレエの名作を中国に紹介してきた。また、中国の民族的特色を持つ作品の創作に力を注ぎ、数々のハイレベルで個性的な作品を生み出した。代表作に、世界トップレベルを誇る『白鳥の湖』『ジゼル』などの古典作品のほか、中国の特色にあふれる『紅色娘子軍』『赤いランタン~紅夢~』などがある。
今回の公演は同バレエ団の日本初上陸となる。名作『白鳥の湖』のほか、映画界の巨匠張芸謀(チャン・イーモウ)監督の傑作『紅夢(原題:大紅灯籠高高掛)』(1991年公開)をもとに脚色したモダンバレエ舞踏劇『赤いランタン~紅夢~』を上演する。二つの作品は全く異なる魅力を持っており、特に映画芸術と中国の民族芸術およびバレエを完全に融合させた『赤いランタン ~紅夢~』は、2001年の初演から世界各地で400回以上上演され、大絶賛を受けている。
日時:5月10日 18:30~ 『赤いランタン~紅夢~』
5月12日 14:30~ 『白鳥の湖』
場所:東京文化会館大ホール(東京都台東区上野公園5番45号)
料金:S席11,000
A席9,000
B席7,000
C席5,000
D席3,000円(税込)