中国の古鎮(3)

2019-08-07 13:38:34

 

 中国の「観光の日」である519日、中国郵政は『中国の古鎮(3)』特別切手41セットを発売した。絵柄はそれぞれ「天津市西青区の楊柳青鎮」「河北省永年区の広府鎮」「浙江省江山市の廿八都鎮」「湖南省永順県の芙蓉鎮」だ。中国郵政は2013年から「中国の古鎮」シリーズを発売し始め、これまで計3セット18枚を発売している。

 

 一つ目の「楊柳青鎮」は、北京から杭州までを結ぶ京杭大運河のもとで育まれた古鎮。中国四大年画(春節に民家内部や門口に飾られる版画)の一つである「楊柳青木版年画」で全国的に有名だ。切手に描かれているのは、同鎮のシンボルである「牌楼」(中国の伝統的建築様式の門の一つ)と大通り。二つ目の「広府鎮」は、河北省邯鄲市永年区に位置し、太極拳の有名な流派である楊式太極拳と武式太極拳の発祥地だ。切手には同鎮のランドマークである元代に建てられた古城壁と1505年に建てられた弘済橋が描かれている。三つ目の「廿八都鎮」は、1000年以上の歴史を持ち、商業が盛んだったため各地から多くの人が移り住んできた古鎮だ。同鎮には現在、九つの方言と130以上の名字があり、各地の特徴を持った建物が並ぶ。描かれているのは、同鎮の有名な古い橋「楓渓橋」とその周辺の風景。四つ目の「芙蓉鎮」は、湖南省湘西トゥチャ(土家)族ミャオ(苗)族自治州永順県に位置し、元々は「王村」と呼ばれていた、2000年の歴史を持つトゥチャ族の町だ。1987年に公開された有名な映画『芙蓉鎮』はこの地を舞台に撮影され、これにより有名になった「王村」は2007年、名前を芙蓉鎮に変更した。切手には同鎮トゥチャ族の特色にあふれる高床式家屋と町を突き抜ける芙蓉鎮大滝が描かれている。
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